トコトコ ウェブマガジン『物流・製造現場改善お役立ち情報』Vol.184
- 2010/09/10
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トコトコ ウェブマガジン『物流・製造現場改善お役立ち情報』Vol.184
発 行:株式会社トーコン 企画営業部
URL: https://www.tohkon.co.jp/ 電話:03-3766-6211
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こんにちは!株式会社トーコンの中津川です!
台風9号が、夏を吹き飛ばしてくれたのか、
この先は少しずつ気温が下がっていく見込みのようですね。
しかし、この夏は暑すぎました。
「観測史上最高」「史上初」という言葉を何度聞いたことでしょう。
ようやく熱風がさってくれるのかと思うと、ホッとする一方で、
今度は「観測史上初の寒波到来!」なーんて事になったらどうしよう・・・と。
若干心配な今日この頃です。
それでは、今週号も当メルマガをご覧下さい!
今号は、「改善事例 今日の実践ワンポイント!『異常停止の削減』」です。
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■ 改善事例 今日の実践ワンポイント!「異常停止の削減」
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以前から活動をしています改善プロジェクトがまた始まり、
その中の一つの改善を紹介したいと思います。
今回改善として取り組んだものは、機械設備関係の異常停止時間の削減についてです。
OG事業所ではラックマスターという自動格納機があります。
日々その機械を操作して作業を進めていくのですが、
人的ミスにより異常停止する事が多々あります。異常回数が多ければ多いほど、
その分復旧時間を費やさなければなりません。復旧作業と言っても、
そもそも異常を起こさなければその作業時間は発生することもないので、
異常停止について着目し、いかに異常をなくすか考えていきました。
異常停止の主な原因は、
格納時の高積みによる高さ制限を越えたために起こるものがほとんどです。
ラックマスターの機能上、
高積みによって部品を格納しようとしたときにセンサーに触れ異常停止となるので、
高積みをさせないためにはどうすればいいかを考えました。試行錯誤した結果、
センサーの高さが一目で解かるように、
作業を進めるにあたって支障の少ない位置に障害物を設置、
(その障害物の高さはセンサーに触れない高さ)
逆に言えば少し支障があるので嫌でもその障害物を意識してしまい、
自然にセンサーの高さを認識することができ、高さ制限の目安を具現化しました。
これにより高さを認識しながら作業することが可能になったので、
高積みによる異常停止の回数を減らすことができました。
効果としては作業効率アップにも繋がり、異常停止の回数が削減できたので、
復旧作業回数の削減に繋がり、いいアイディアが生まれたと思います。
ちょっとしたアイディアにより単純に工数の削減に繋がる改善もあるので、
問題視している部分があればそこに着目して、
アイディアを皆で出し合うことは大きな成果になると実感しました。
事業運営部 OG事業所 江川和典
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■ あとがき
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関東地方ではここ一ヶ月間、降水量がゼロの状態がつづいていました。
一昨日に台風の影響で久しぶりの雨となったと思いきや、ものすごい豪雨でした。
一日で一ヶ月分の降水量を記録したそうです。何事も適度が一番です。(吉川竜海)
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発行責任者 吉川竜海(よしかわたつみ)
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