通関の流れ
- 2017/04/21
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輸出の豆知識
コンテナ船の流れ
1 . 船積準備
1.輸出書類を作成
(1)インボイス(Invoice : INV)
(2)梱包明細書(Packing List : P/L)
(3)保険申込書(輸出者側で損害保険契約をする場合に
必要)
2.輸出梱包(Packing)
(1) パッキングする
(2) パッキングしたものに荷印(Shipping Mark)を印字
する
3.船を手配(Booking)
(1) 「船積依頼書(Shipping Instraction : S/I)」を作成
※貿易量が少ない企業では発行しない
(2) 保険申込書を提出(必要なとき)
海上保険証券を入手(貨物を船に積込む前に行う)
4.輸出通関手続き
(1)「輸出申告書(Export Declaration : E/D)」を税関
長宛に提出
(2)税関長から「輸出許可書(Export Permit : E/P)」が
発行される
(ここで船積みが可能になる)
2 . 船積
5.船会社に船積申請手続き
(1) 乙仲業者が、船会社に「船積申請書(Shipping Application :S/A)」を提出
(2)「ドック・レシート(Doc Receipt :D/R)」
を受け取り、CY・CFSとやり取りする。
(在来船では「船積指図書(Shipping Order :S/O)」
を受け取り、本船とやりとりする)
6.船積
(1)貨物をCY・CFSに搬入(在来船では、本船に搬入)
(2)「船荷証券(Bill of Lading : B/L)」をもらう
(在来船では、本船の一等航海士から「本船貨物
受取証(Mate‘s Receipt : M/R)」を受け取る)
(在来船では、このM/Rを船会社に提出し、B/Lをも
らう)
(3)「船積証明(On Board Notation)」を必ずもらう