やりにくいをやりやすく！独創的な情報加工の薦め Vol.28【神奈川 物流請負】

今回は作業工数の記録を自動化するプロジェクトに少しだけ進展があったので、
それをお伝えしたいと思います。

横浜金沢事業所ではリベッターを使用しているのですが、
その作業工数を取得する方法として非侵襲性の電流センサーを採用することにしました。

電子基板に手を加えないとスイッチを押した際の信号は取得できないと考えていたのですが、
このセンサーを使用することで、リベットを打つためにフットペダルを踏みこんだ際の
電流の変化を電子回路の配線に手を加えずに読み取ることが
できるようになりました（できました）。

これでリベッターの動作回数の記録が可能になったため、次は製造ロットごとにかかっている
作業時間とロット内での動作回数を自動で取得する方法を探していきます。

また、リベッターの打ち込み位置に指が侵入することでの怪我の発生を防ぐ安全装置を、
サーモグラフィーセンサ等を使用して作れないかということも並行して進行中です。
こちらはセンサーの指定した箇所で温度変化がある場合に警告音を鳴らす仕組みは作れたので、
どのようにリベッターに導入していくか検証していこうと思います。

事前知識のない分野のため、進捗が芳しくないのですが、少しずつ前に進めているので、
実用可能なものを現場に導入できるようにこれからも進めてまいります。

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