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やっぱり、結局は・・・ここなんだよな~。

改善を行うに当たって、以前感じたことを御紹介したいと思います。

改善を進めるに当たり、「個人(担当範囲内)で行える改善」と
「複数の人が関係する(担当間)改善」があります。

前者のほうは、個人的にやりやすい方法や考え方で形になることが多いです。
しかし、後者の方は、発案者がやりやすい(ある一部の部門がやりやすい)場合でも、
次の工程の人、もしくはその周囲の人がやりづらかったり、不便に感じたり、
最悪なのは、その人の効率は改善されたが、次の工程の人の効率が悪くなったり、
手間が増えたりすることがあったりします。

その場合、物流の「全体の流れ」「仕組み」をしっかり考えて
改善を進めないといけません。
そうでなければ、ちょっとした発案で改善を行っても、
後々、「○○をこうできませんか?」
「○○の置く場所に困ってるんですが・・」など、小さな問題が想定されます。

やはり自部門以外を絡める場合であれば、
しっかりとした「計画」と「打ち合わせ」が必要だと感じます。

お互いにとってメリットのみであれば「そのまま進めましょう!」で済むのですが、
片方にデメリットばかりが生じてしまう場合、
デメリットが生まれてしまう方にしてみれば、
「○○でやっていた仕事がうちに回ってきただけだ。」
「○○はこれでいいかもしれないが、うちは保管方法に困るな~。」
といった感じで片方に「悪循環を生む改善」になってしまうことが考えられます。

そこで肝心なのは、やはり「コミュニケーション」と感じます。
現場で作業をしていると、作業に集中して、
他とのコミュニケーション(会話)が少なくなってしまう。
もしくは、コミュニケーション自体を面倒だと感じている人がいるかもしれません。
「自分だけ(自部門だけ)よければイイ」ではなく、
やはり、「ここをこうしたら自分はやりやすいが、
次の人はやりやすくなるだろうか・・?」
「こうやってくれたらありがたいな~(やりすいな~)」が一番だと思う。

ただ、それにたどり着くには、お互いがお互いの状況や、環境を理解する必要がある。
その中でお互いの意見や、考えを相互に尊重し合い、歩み寄ることで
その部門、もしくは会社全体へいい「気」の流れ発生すると思います。

やはり改善をするにしても、良い職場環境を作るにしても
結局「コミュニケーション」と「お・も・い・や・り」なんだな・・・
・・・っと感じました。


事業運営部 OG事業所 加藤正典

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