『終わりなき2S』
- 2015/06/04
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トコトコ(旧メルマガ)
厚木事業所の加藤です。
今月よりの新部署へ異動となりましたので、
前月まで所属していた部署での改善事例を紹介致します。
「活動品と、不活動品の見極め」、
「作業工数のと作業時間の組み合わせによるレイアウト構想」の
2つのポイントで活動を行いました。
それは、機械場近くに保管されていた部品関係を約18パレット預かり、
入庫払出管理を行うことになりました。
そもそもそのような場所はなく、どのように運用するかという点も決まってなく、
ほぼ「ゼロ」からのスタートになりました。
とりあえず、場所の確保を最優先に行動を開始しました。
現状ある場所を少しでも効率良く利用できないかという点
(運用方法も含めてのレイアウト構想)と、
今エリア内においての不活動品と、活動品の選別を始めました。(2Sの整理)
実際始めると、でてくるでてくる。
これ使うのかな?という見たことの無い預かり品や長期停滞品。
しかし、ここで「即廃却」というわけにはいかないので、そのようなものは奥の方へ、
移動頻度の高いネステナーは、すぐ目に届くところへ、
配置することとしました。(2S整頓)
後は実際に運用を行う部品以外に、
現状同じ場所で保管を行っている品物をどのように共存させるかを、
それぞれの品物の出し入れを行う時間帯、作業時間等を踏まえレイアウトを行いました。
実際に運用開始から約2か月がたちましたが、今のところ大きな問題は発生していません。
一つ懸念材料あるとすれば、今後仕事量がアップした時、
間違いなくエリア内に収まりきらなくなることが予測される点です。
それまでには再度長期停滞品、預かり品の2Sをさらに進めて
決められてた範囲内での運用を思案しなければなりません。
新部署ではまだまだわからないことだらけですが、
新たな見解やこれまでの経験をうまく融合し、
良い方向へ進められるよう微力ながら努めていきます。
事業運営部 厚木事業所 加藤正典