三現主義の改善術!実践型物流コンサルティングの歩み Vol.24【神奈川 物流請負】
- 2024/04/03
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実践トコログ三現主義の改善術!実践型物流コンサルティングの歩み
皆さんこんにちは。
今年からチームGSのメンバーとして活動することになりました石渡です。
チームGSでは大小問わずさまざまな改善を展開し
作業の高精度化・高効率化を実現すべく日々研鑽を重ねております。
今回はそんな改善活動における、「改善の見つけ方」についてお話ししたいと思います。
キーワードは“現物の流用”です。
私は現場での作業中に治具や資材、作業者といった様々なヒトやモノを見ながら
「これって何か別の事に活かせないだろうか?」と考えることがあります。
意識して周りを見ると、様々な利用法があるのに用途が固定化しているものや、
使用頻度が少ないものを結構見かけます。
そういったものを見ていくうちに「改善を行うのであれば新しく何かを考案し導入するよりも
ちょっとしたアプローチで現在あるものをフルに活かせるようにしたい」と考えるようになり、
これを軸に様々な改善について考えるようになりました。
実際にあった事例として
「1枚約10キロの大きな鉄のパネルが数十枚もあり、これを手で運び移動する」
という作業が1日に複数回行われていました。
時間も体力も使うかなりの重労働です。
しかしある時、普段特定の状況下でしか使用していない天井クレーンの存在に注目しました。
クレーンや吊具の耐荷重、玉掛位置、クレーン使用によるメリット・デメリット検証などを経て、
手作業のクレーンによる半自動化を行い、作業の大幅な効率化を実現しました。
更にはクレーンの使用機会が増えたことで、
現場作業者のクレーンに対する意識関心も向上しました。
今すぐ使わない・もう使っていないものを断捨離することも改善の一つですが、
こういった転用や流用について考えるとまた違った良い改善が生まれるかもしれません。
皆さんもぜひ、今一度職場を見渡して、
こういった「改善の種」を探してみるのはいかがでしょうか?
~物流請負のトーコン 神奈川、千葉、埼玉、静岡~
トーコンではお客様に合わせた柔軟な物流請負サービスの他に、
プラダン(プラスチックダンボール)の加工・製造・販売業務も行っています。
過去の制作事例等、詳細についてはプラダン加工.comをご覧ください。