『エアコンの活用』
- 2016/07/21
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トコトコ(旧メルマガ)
既知の方はこんにちは。
まだお会いしたことのない方は初めまして。
横浜金沢事業所の石川と申します。
宜しくお願い致します。
コラムに投稿するのは初めてですので、
少し緊張気味です!(笑)
記念すべき第一回目ということで、
何を書こうかなと思案していたのですが、
この時期に即した記事を書きます。
梅雨も終盤を迎え、
関東の梅雨明けも秒読みに入ってますが、
暑い夏に活躍するのはエアコンですよね。
そんな暑い夏を過ごし易くしてくれる文明の利器のエアコンですが、
皆さんひょっとして間違った使い方をしていませんか?
省エネの観点で、使わない時はこまめに電源を切っている方が
多くいるかと存じますが、実はエアコンの消費電力が一番大きいのは、
電源を入れて、設定温度まで室温を下げる時なんです。
かなり昔のエアコンを使っている場合など、状況によって差異は有りますが、
目安として製造がここ5年以内の省エネタイプのエアコンの場合、
設定温度まで下げる時の消費電力と、温度が下がり安定運転している時の電力では、
少なくとも3~5倍、機種によっては10倍近い差があるそうです。
なので長時間家を空けたりする場合は別ですが、
少しの外出などの際は思い切ってつけっぱなしにすることお勧めします。
その他、省エネにおすすめの運転は自動運転で、
設定温度まで下げた後は微風や送風で温度を維持しくれるので、
基本は自動運転に設定するのがいいと思います。
設定温度は28℃が理想ですが、正直それでも暑いですよね。
そんな時は温度を1℃下げる前に、運転を切り替えて風量を強くしてみてください。
風があるだけで体感気温は変わりますし、
設定温度を1℃下げると約10%程消費電力が増えることを考えると、
風量を強くした方が電力は安く済みます。
他にも、風向きは一番上にするとか、扇風機やサーキュレーターの併用や、
室外機の吹き出し口に物を置かないとか、室外機に直接日光が当たらないようにする等、
冷房効率を上げる手法は枚挙に暇が無い為、割愛致します。(笑)
ともあれ、省エネを意識しすぎるあまり、熱中症になって体調を崩したりしては余計に
お金が掛かるなど本末転倒になってしまうので、
決して無理はなさらず、快適に夏をお過ごし下さい。
事業運営部 横浜金沢事業所 石川