『うっかりミス』
- 2017/03/02
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トコトコ(旧メルマガ)
先日、『経理の「うっかりミス」の防ぎ方・見つけ方』というセミナーを受講しました。
日々の業務の中で、うっかりミスをしてしまう事はどうしてもあります。
「楽をしたいから」という心理が、
作業ミスを引き起こす原因となっているそうです。
講義の中では、ミスのパターンを6つに分類しました。
1、リサイクルミス・・・データの使い回しによるもの
2、コーディネートミス・・・分業によって、統一感がない
3、アップデートミス・・・複数の書類を修正する必要があるにもかかわらず、
一部しか修正されていない
4、ファーストタイムミス・・・新しい事を始める時に起きるミス
5、フルコピーミス・・・参考文書等をフルコピーした事による、実態との相違。
6、本当のうっかりミス・・・上記以外。数字の見間違え等。集中力の欠如から生まれる。
自分自身の業務を振りかえり、
以上の6つの中でもっとも発生しやすいミスが、
リサイクルミスだということに気が付きました。
というのも、様々な資料を作成する際、
前月のデータをコピーして利用することが多いため、
コメントの変更漏れというような、
陥りやすいポイントが多く存在していました。
そのようなうっかりミスを防ぐため、
講義の中で紹介された自己チェック方法が以下の通りです。
・同じルートをたどらない。
・翌日以降にチェックする。(実務では難しいかもしれないが・・・)
・紙に印刷しておこなう。
・チェックに時間を掛けすぎない。
どれも単純なことに見えますが、意外とできていなかったように思います。
人間が行う作業では、うっかりミスをゼロにするという事は出来なくとも、
ミスの原因を探り、このような場面ではこういった間違いが発生しやすい、
と想定することで、間違えに気付く事も、大きなミスを防ぐこともできる。
また、ミスをしたときに修正すればそれで終わりとういう事ではなく、
次にどうするかということが大切だということを学んだ講義でした。
総合サポート課 古川