目指せ一流職場!問題解決活動の実践 Vol.22【神奈川 物流請負】
- 2023/08/30
-
実践トコログ目指せ一流職場!問題解決活動の実践
こんにちは。東扇島事業所の薬師です。
前回「目指せ一流職場!問題解決活動の実践」Vol.17の冒頭で、
「『現場へ行き、現場を見て、現場を知る』という意識付けをしていきましょう。」と
書きましたが、行く・見る・知るの3つの他に
現場改善には「自分事」という認識が大事だと思います。
従業員で自主性が高い方は「現場を良くしたい」「楽に作業をしたい」
「事故を起こしたくない」などの気持ちで、自ら率先して考え行動してくれますが、
そうではない方もいるのではないでしょうか。
「案はあるが提案するのが面倒」「自分がわざわざやる必要はない」などの理由による
「他人事」の思考です。
簡単な例になりますが、その問題を解決しないと自分の業務量が倍になってしまう、
となるとどうでしょう。
多くの方は「これは自分で何とかしないと」と主体的に感じるはずです。
従業員が「問題を見つけなければ」「業務を効率化しないと」といった自発性を持てば、
改善数も多くなり、なかには私達が考えつかないような
良いアイデアを考え出してくれるかもしません。
また、改善活動の成功体験を積むことで、組織への貢献感と自己効力感を高められます。
自らの主観によって 「自分の改善がチームの役に立っているなあ」と感じることで
本人のモチベーションも向上し、より自発的な行動を促せます。
なかなか改善が挙がらないという現場はこちらから言って「やらせる」のではなく、
まずは自発性を引き出しやすい環境を整えてみてはいかがでしょうか。
それでは次回のICHIBANコラムをお楽しみに!
~物流請負のトーコン 神奈川、千葉、埼玉、静岡~
トーコンではお客様に合わせた柔軟な物流請負サービスの他に、
プラダン(プラスチックダンボール)の加工・製造・販売業務も行っています。
過去の制作事例等、詳細についてはプラダン加工.comをご覧ください。