目指せ一流職場!問題解決活動の実践 Vol.19【埼玉 物流請負】
- 2023/04/12
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実践トコログ目指せ一流職場!問題解決活動の実践
皆さんは現象・原因・要因を混同や取違えなく取り扱えておりますでしょうか。
仕事で自身や部下が不具合を発生させてしまい、上司や担当部署から
原因の究明と是正処置(の考案)を求められた経験をお持ちの方は
少なくないのではないのでしょうか。
もちろん私もございます。
しかし、これがなかなか難しく、慣れていないと途中で訳が分からなくなってきてしまい、
いやになる人もいるでしょう。
また、やっとの思いで報告書を提出して対策を講じたと思ったら、
しばらくたった後に不具合が再発なんてことも。
これは、1つには生じた問題の現象・原因・要因の3つを混同している、
特定し間違えることが挙げられます。
原因と事象を取違えて対策を講じていれば、原因が残っているため、いずれ再発します。
現象・原因・要因の関係はそれぞれ以下のようになります。
現象:発生した事案、出来事そのもの(取り除く=暫定・応急処置)
原因:現象を引き起こした直接的要因(取り除く=是正処置)
要因:現象の発生に関連・影響するすべてのもの(取り除く=予防処置)
現象を少し掘り下げたので原因だと思ったら、まだ現象の範囲であったなど、
実例に当てはめてみると教科書通りにはいかず、やはりある程度の訓練が必要になると思います。
まずは部下やチーム内のメンバー(特に若手)に上記3つの関係性を
一緒に確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
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