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社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.44 『”構造的な強さ”を持つ企業とは』【静岡 物流請負】

最近『“構造的な強さ”を持つ企業の共通点』と題する講演に参加しました。
講師は農林中金バリューインベストメンツ(株)常務取締役CIO 奥野一成さんです。
実はこの方、今回初めて知ったのですが、すごい人です。
社内ベンチャーでこの投資会社を立ち上げ、15年で運用資産を100億から4000億へと
増やされました。

ちなみに奥野さんの肩書であるCIOとは、『最高投資責任者』だそうです。
奥野さんがお手本とするのは、かの世界的投資家『ウォーレン・バフェットさん』。
短期の株式売買はせず、コレはという企業にのみ長期投資を行っています。

 その奥野さんが投資先として評価する基準は

  1. 付加価値の高い産業
  2. 圧倒的な競争優位性
  3. 長期的な潮流

3点だそうです。

私が理解出来た範囲でそれぞれの項目に少しだけ言及しますね。

  1. 付加価値の高い産業
    ここで言う“付加価値”とは、『顧客・社会の問題を定義する力』とのこと。
    具体的には、『その企業は顧客にとって価値があるか?』『それって必要なのか?』に
    明確に応えている企業(産業)かどうかを見るそうです。
    例えば、ガソリンを売るガソリンスタンドより、原油をくみ上げる会社の方が、
    はるかに付加価値は高いと。

2. 圧倒的な競争優位性
これはすごく納得できました。
ここでの“圧倒的”とは『他が参入できないほど強いか』を問うています。
世にいう『独占』や『寡占』の状態です。
例えば、コーラと言えば、コカコーラかペプシ。
今更この市場に誰も参入しようとは考えません。

3. 長期的な潮流
ここも納得しやすかったです。
例として挙げていたのが『地球の人口は70億が90億になる』『人は誰でも健康で長生きしたい』。
このトレンドに乗った商品・サービスは、必ず人に必要とされ、
この先も市場規模は広がり、買われ続ける


確かに、この3点を押さえている企業は、長期にわたり存続出来、
安定的に業績を上げられるでしょう。

さて、私の立場では、感心だけしていても始まりません。
奥野さんのお眼鏡にかなう企業にトーコンが値するかは、何とも言えません。
しかし私は、少なくともトーコンに所属し、関連する人々の生活に責任を負っています。
そして私自身、企業は永続が使命と考えます。
今回の奥野さんの視点は、改めて自社の生き残りを考える、良い機会となりました。


~物流請負のトーコン 神奈川・千葉・埼玉・静岡~

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