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目指せ一流職場!問題解決活動の実践 Vol.12 【神奈川 物流請負】

こんにちは。東扇島事業所の薬師です。

先日、新聞である記事に目が留まりました。

2021年に労働災害で亡くなった60歳以上の高齢者が360人に達し、
労災死亡者全体(831)43.3%を占め、過去最高の比率になったと伝える記事でした。

高齢者人口増加、工事現場など若い人が敬遠しがちな危険できつい仕事を担う、
高齢者が増えていること、厚生年金支給開始年齢の段階引き上げなどの要因があげられます。

今後は4月からの年金支給額減少や物価上昇などで、
厳しい条件で働く高齢者はさらに増加するとのこと。

高齢者の方が働き続けられる環境づくりのためにも、
「現場改善」により一層努力が求められると感じました。

 

ここから本題になります。

前回の私のトコログ(目指せ一流職場!問題解決活動の実践 Vol.7)で、
「ヒューマンエラー」に触れましたが、今回は対策にもう少し深掘りしていきたいと思います。

 

ヒューマンエラーの削減対策として

 【人の関与する場面を極力減らす】

ヒューマンエラーは当然ながら、人が関与することによって起こります。

そのため、できる限り人の関与を減らすことで、
エラーを削減することが可能です。

人が関与しなくていいように手順変更や作業工程を無くせないか改善、
システムや機械(H/Tなど)を導入するなどの対策が有効です。 

【フロー・手順を簡略化する】

フロー・手順が多くて複雑ですとミスが発生しやすくなるので、
不要なものは削ぎ落として、できるだけ簡略化してみるのもいいでしょう。

【起こったヒューマンエラーを共有する

これまでに起こったエラーをしっかり全体で共有することで、
エラーの削減に繋がります。

また何か新しいエラーが起きた時は都度共有していくことが大事です。

 【わからないことを「わからない」と言える環境づくり

自分で考えて行動することはもちろん大切なことですが、
わからないことをそのまま「大丈夫だろう」で判断してしまうと、
大きなヒューマンエラーを起こしてしまう可能性があります。

 

これらの対策を念頭に置き、ヒューマンエラーを減らせば、
ミスをカバーする時間が減るため、別のことに時間を使えますし、
空白の時間が生まれると他の業務に時間を割いたり、
生産的な時間を生み出せます。

ヒューマンエラーを無くし、同じミスを繰り返すことが無いようにしていきましょう!!

それでは次回のICHIBANコラムをお楽しみに!


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