安全・安心な職場環境づくりの道しるべ Vol.11 【千葉 物流請負】
- 2022/04/06
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実践トコログ安全・安心な職場環境づくりの道しるべ
こんにちは!静岡事業所の木村です。
AEC(Anzen Eisei Committeeの略称)、活動意義としましては、
“良い風土の醸成・職場環境の維持向上と社員の健康増進“を目標に、
安全衛生に関する活動がベースとなります。
安全衛生活動を進めるにあたり、
「5S」を活動の一部として展開することが多いと考えます。
今回、業務の中で5Sに関しての説明をする機会もありましたので、
一度、5Sを振り返ってみたいと思います。
私が5Sを知る事になったのは今から20年程前になります。
営業活動の新米として右往左往していた当時、
ある企業の5Sコンサルティングに参加する機会がありました。
今となっては非常に貴重な時間に感謝をしております。
その学びの中で教えて頂いた5Sの概念は今も変わっておりません。
- 整理:必要・不用・不要が分かる。且つ、不用・不要が少ない状態
- 整頓:並列直列でなくても良い。
より取り・扱い・分かり・見“やすい”状態になっている - 清掃:悪さ(整理整頓の乱れた状態)を見つける為の点検
- 清潔:良さ(悪さの無い状態)を維持し継続する
- 躾 :整理整頓清掃清潔を自ら行う自立。そして自律へ
このように学びを受けました。
“5Sは改善ではない。改善に繋げる「悪さ(問題)を見つける為の道具」である。”
改善になるものって、大抵、問題が起点となり変化を辿りますよね。
この問題が分かりやすいように、見えやすいように、気づきやすいように、
一定の良い状態を保つための手段が5Sなのです。
私はよく「散らかった部屋」で5Sを例えます。
散らかった部屋では悪さが分からないので問題が分からない。
分からないから問題意識が芽生えない(気づかない)。
例えば、散らかった部屋の床で、
画鋲が足の裏に刺さりでもしないと問題に向き合えない。
しかし、キレイな部屋では画鋲一つ落ちていれば直ぐに気づき、
拾える状態になる。
悪さが起これば見える状態になっている。
その悪さが何なのか教えることもできる。
早急に悪さの排除もできる。
この状態を作り維持するのが5Sであると。
この学びは(私が)20年経った今でもこの先も通用すると信じ、
みんなの、職場の、「道しるべ」になれば良いと考えております。
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トーコンではお客様に合わせた柔軟な物流請負サービスの他に、
プラダン(プラスチックダンボール)の加工・製造・販売業務も行っています。
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