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やりにくいをやりやすく!独創的な情報加工の薦め Vol.9 【千葉 物流請負】

こんにちは。「やりにくいをやりやすく!独創的な情報加工の薦め」を担当する櫻井瑞恒です。

今回は、「DXの取り組みは想像しているほどに難しいものではないかも」
ということをお伝えできればと思います。

コロナ感染が始まったことを機に大きく注目を受けるようになってきたものの、
一つがデジタルトランスフォーメーション。

そのDXは、データとデジタル技術を活用して、製品やサービス、ビジネスモデル、
更には組織などまでも変革して、競争上の優位性を確立すること、と言われています。

 「変革」と聞くと、とても大きな活動をして、
とても大きな成果を生み出さないといけないように感じます。
私自身もそうであり、社内で行っているデータとデジタル技術を活用した取り組みは、
到底DXと言えるほどの活動ではないと思っていました。

 

しかし、あるコンサルタントの方にトーコンのデジタル化の取組を紹介したところ、
「素晴らしいDXですね!」と言っていただけたことをきっかけに、
考え方がガラッと変わりました。

その紹介した活動は、社内でITゼミ・ITタスクチーム(IT3)が、
行っているDX(もうDXと言ってしまいます!) で、大きく3つの取組があります。

  1. データ管理に最も使われているエクセルのVBAプログラマー(主業務はプログラムでない)
    を増やし、
    担当者、担当部署内で、自分でシステムをつくる
    (エンドユーザーディベロップメント)
  2. VBAとデータベースが連携したより複雑システムを開発する
  3. マイコンを用いたIoT機器の作製する

 

これらの活動を通して、だいぶデータの取得、保存、
加工が自社内で効率よくできるようになってきました。

また、効率だけではなく、社内でのデータに対する意識や、
自分たちでできることの感覚が大きく変わったと感じます。

ポイントは、どの活動をとっても、無理難題に取り掛かったのではなく、
社内メンバー(プログラム経験ゼロの人もいました)が、
少し背伸びをしたデジタル課題に取り組み始めたことだと思います。

課題解決のために実力プラスαの知識やスキル
(最初はコピペの自動化など)を身に付けていくことで、
段々と社内でできることが大きく広がりました。

 

活動開始約1.5年で勤怠システム作成、売上処理の半自動化、簡易バーコードリーダーの作製や、
その他にも拠点内での小規模システムが作られていて、
データ処理の効率化が進むようになってきています。

大手○○社のデータ一元化システム活用!やAI導入で全自動化!
というような「映える」変革は行っていないかもしれません。

しかし、メンバー一人ひとりの頑張りでデジタル化の知識や経験を確実に社内に蓄積しながら、
少しずつでも着実に変革に向かって歩んでいけていると感じます。

 

今できる小さな活動からコツコツと進めることが、
DXでカツコツの良い例となるよう取り組んでいきます。


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