社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.39 『何も変えないことが、一番悪い』【埼玉物流請負】
- 2021/12/01
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実践トコログ社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術
何も変えないことが、一番悪い
そう、『何も変えないことが一番悪い』。
これって、トーコンの枕詞って言ってもいいくらい、かなり前からのスローガンです。
私がこの言葉を初めて目にしたのは、元経団連会長・奥田碩さんが、
まだトヨタ自動車社長時代の新聞記事。
確か入社式での祝辞文の中にあったと記憶しています。
だからすでに20年以上前の事です。
最近改めて思っていますが、実は人って、「変化は好きじゃない」と。
『平穏無事』という言葉が有るくらい、
昨日の続きが今日であり、今日の続きが明日。
これが多くの人にとって、心地いい状態なんじゃないかな。
『胸躍る大冒険』『ヒリヒリする緊張感』『血沸き肉躍る』なーんて、
映像や物語の世界だから面白いのであって、
実際に自分がその場面に立ちたいなんて、
ほとんどの人は思わないのでは。
『平凡な日常』『小さな幸せ』一見退屈でつまらなそうだけれど、
これで日一日が過ぎ、人生を積み重ねる。
高い山も深い谷も、ハラハラドキドキもなく、無事に一生が終わる。
きっと、それが幸せなんだろうな。なーんて思ったりもします。
それが人の本質だからこそ、トヨタ自動車を大きく変えた奥田さんは、
新入社員に向かって、あえて『何も変えないことが一番悪い』と言ったのではないかしら。
年が明けて2月の誕生日を迎えると、私も65歳。
やはり若いころと比べると、変えることが億劫な自分を感じます。
でもビジネスの世界においては『停滞は衰退』『現状維持は退歩』が現実です。
そして企業のあるべき姿は『変化対応業』とも言います。
今、時代は大きく変化しようとしています。
ですから、会社を、仲間を守るためにも、改めて自分に向かい言わなくては。
『何も変えないことが一番悪い!』と。
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