安全・安心な職場環境づくりの道しるべ Vol.8 【神奈川 物流請負】
- 2021/11/17
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実践トコログ安全・安心な職場環境づくりの道しるべ
みなさんこんにちは!埼玉比企事業所の宮田です。
ここ最近、肌寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
今年はラニーニャ現象が発生しているようで、
例年より気温が低くなる傾向があり、寒さが増す可能性があるとの事です。
寒いのは嫌ですねー。体が縮こまってしまいますねー。
でも体が縮こまったまま運動や仕事をしたら、ケガや体の一部を痛めてしまうかもしれません。
私もメンバーの一員であるAEC(Anzen Eisei Committee)の目標は
「職場環境の維持向上と社員の健康増進」です。
ケガの防止策については日々検討しなければいけない課題です。
そこで現在日常的に取り組んでいることはないかなと、改めて考えてみました。
・・・ありました。ケガの防止策であり、
毎日縮こまった身体を呼び起こすために行っていることが。
そうです、今回は、縮こまった体を少しでもほぐすための準備運動として、
日本で最も有名な、「ラジオ体操」についてお話ししてみます。
ラジオ体操の発祥は日本ではなくアメリカ!?
私自身、ラジオ体操はずっと日本発祥だと思っていましたが、
調べたところ発祥はまさかのアメリカでした。
1920年代初頭に、メトロポリタン生命保険会社により開発された「健康体操」が、
ニューヨークやワシントンなどでラジオ中継されたのが始まりなのだそうです。
日本の「ラジオ体操」はこれを参考にして考案されたものなのだとか。
ラジオ体操第1・第2の違いって??
ほとんどの方がご存知かと思いますが、ラジオ体操には第1と第2があります。
過去には「ラジオ体操第3」なるものもあったそうですが、
現在は放送されていないようですね。
第1は「いつでも・どこでも・だれでも」出来るように、
一般の人を対象に作られているそうで、それほど激しい運動ではありません。
一方、第2の方は「筋肉や関節を柔軟にするダイナミックな運動が、
血行を促進し内臓の動きを活性化させます」とあるように、
第1と比べると少しハードなイメージでしょうか。
実際に第2の体操をした経験がありますが、曲のテンポが速く、
動きもダイナミックな感じだったのを覚えています。
寝ぼけ覚ましには第2の方が良いかもしれません。笑
血行・肩こり・ゆがみに効く究極の運動!?
ラジオ体操第1は、1回約3分で手軽に行う事が出来る究極の運動とも言われていて、
それは、約3分間に凝縮された13種類の運動が組み込まれているからなのだそうです。
「伸び、腕を振って足を曲げ伸ばす、腕をまわす、胸をそらす、
体を横に曲げる、体を前後に曲げる、体を前後に曲げる、
体をねじる、腕を上下に伸ばす、体を斜め下に曲げ胸をそらす、
体をまわす、両足で跳ぶ、腕を振って足を曲げ伸ばす、深呼吸」…。
文字にするとこんなにも様々な運動を行っているのがわかります。
体全体の筋肉をほぐし、柔軟性を取り戻すことで、
「血行促進」「肩こり緩和」「背骨や腰のゆがみ対策」が期待できるそうです。
この様々な運動を幅広い年齢層が手軽にこなせるところが、
究極の運動と言われる所以なのですね。
健康のため、ケガ防止のためにラジオ体操を!
今回は「ラジオ体操」について歴史や効果などについてお話をいたしました。
私自身、職場の朝礼前に「ラジオ体操第1」を行っていますが、
ラジオ体操についてここまで考えた事が無かったので、
今まで当たり前のようにラジオ体操をしていた気がします。
今後は、「ラジオ体操」に対して少し違う見え方や、
体の動かし方を意識した運動が出来そうです。
例えばラジオ体操を行った際に、何かどこか身体に違和感があるようであれば、
すぐに健康状態が把握も可能ですからね。
「ラジオ体操」というのは健康状態のバロメーターにもなってくれそうです。
デスクワークや力仕事などジャンルを問わず、
ラジオ体操を取り入れていない職場があれば、
この素晴らしい「ラジオ体操」を取り入れて、
健康で安全な職場環境づくりを検討をしてみてはいかがでしょうか。
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トーコンではお客様に合わせた柔軟な物流請負サービスの他に、
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