社員満足を高め組織を動かす！社員を成長させる経営術 Vol.35 『well being』【神奈川 物流請負】

このコロナ禍に象徴される＂先の見えない時代＂に、
経営者間で【well being 幸せ】が合言葉となっていると、
最近の日経新聞に特集されていました。

どうやら、社員が幸せになると、顧客のために生き生きと仕事をし、
イノベーションも生まれ、それが企業収益に跳ね返る。

そして、株主や社会を幸せにし、従業員自身の生活の充実や待遇アップにつながる。

そう考え、well beingをkeywordに、収益に直結する数値目標より、
社員の幸福度向上に係わる施策を導入する企業が増えてきているようです。

 

それって、僭越ながら、10年来トーコンが伝えている【幸せの連鎖】そのものです。

トーコンが経営理念を【幸せづくり】としたのが2008年。
その時からこの幸せの連鎖の考え方をもって、会社運営の基礎として来ました。

以下の図表は、トーコンの会社説明会で使っているモノです。

ところで、最近とても驚いたことがありました。
それはあるメガバンクのことです。

報道では、グループで19,000名を削減するとありました。

伝え聞いた話では、全国で約200店舗ある支店を80に集約するそうです。
（すみません、確認情報ではありません。）

 

そこまでは、『なーるほどねぇ、金融機関も大変だね！』の世界でした。

ところが、先日取引先の支店長が転任の挨拶で来社されました。

その時の話では、その支店周辺の9店舗が3つに統合されるとのこと。
それに伴い9つ在った部長ポストが６つ減り、3つになると。

部長ポストが減るのですから、当然その下の副部長ポスト等々も減ります。
取引先の支店では、支店長も副支店長も会社には残らないそうです。

 

さて、そこで先ほどのwell being　です。

この金融機関に勤めている人達、果たして幸せでしょうか？
この状況の中で、生き生きと顧客のために仕事ができるのでしょうか？

確かに企業は“存続が使命”です。自由主義経済は競争社会です。
勝ち残らなければ存続が許されません。
存続するためには時代に合わせた変化が必要です。

 

それは私も分かります。

でも、こういう事象を見聞きすると思ってしまうのですよ。

『この会社は社員を幸せにできているのだろうか？』と。

そしてその後、わが身を翻って思うのです。
『今までは大丈夫だった。でも、本当にこれからも大丈夫なのか、せ・い・け・ん？』って。

まあ、世の中確実な事など何一つありません。

自分の信じた道、そして仲間が信じてくれる道を、着実に一歩ずつ進むのみですね！

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～物流請負のトーコン　神奈川、千葉、埼玉～

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プラダン（プラスチックダンボール）の加工・製造・販売業務も行っています。

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