目指せ一流職場!問題解決活動の実践 Vol.4『 “確認する”が機能しない問題!』【埼玉物流】
- 2021/05/26
-
実践トコログ目指せ一流職場!問題解決活動の実践
トーコンの永井です!
本日はあらゆる品質問題に変化を加えて修復する“PJ ICHIBAN”からお送りします。
今回は、ある職場での検査作業において、
“棚表示の部番と補充商品の部番の一致を確認する”
という照合確認という検査判定の作業においてお話をします。
デジタルピッキングやデジタル補充作業を行っていない職場においては、
人による目視において照合し、差異判定を行うということが発生すると思います。
ここでミスが起きるたびに
“なぜ作業標準で確認すると明記しているのに確認をしないのか!確認を怠るのか!”
というように作業員が確認をしないこと、
確認を怠ったことがミスの主要因であるとされてしまいがちです。
本当にそうなのでしょうか???
作業において、棚入れや棚出しを行う際に、
全く何のヒントもなく作業を進めることは出来ません。
何かしらの照合や確認という動作自体はしているのです。
照合、確認をしているのに同じ部番であるとの判定に至ってしまうということに、
目を向けなければなかなか本質的な問題の解決に至ることはないでしょう。
実際は違うものでも人間は見比べたときにほぼ同等の状態であれば、
同じものであると認識してしまいます。
よくある“間違い探し”の問題でも、よく目を凝らして見比べるという行為を、
行わないかぎりは同じものと認識してしまうことでしょう。
それではどのように確認、照合という検査判定を行っていくのか?
詳細については次回、またお話したいと思います。
それでは次回をお楽しみに!
~物流請負のトーコン 神奈川、千葉、埼玉~
トーコンではお客様に合わせた柔軟な物流請負サービスの他に、
プラダン(プラスチックダンボール)の加工・製造・販売業務も行っています。
過去の制作事例等、詳細についてはプラダン加工.comをご覧ください