安全・安心な職場環境づくりの道しるべ Vol.3 【千葉 物流請負】
- 2021/03/31
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実践トコログ安全・安心な職場環境づくりの道しるべ
こんにちは。
横浜金沢事業所の日比大輔です。
今回は、AEC(Anzen Eisei Committee)で私が担当しています、
“安全活動”について、お話いたします。
安全活動の目的は、あらためて説明する必要もありませんが、
「災害0」の安心・安全な職場を維持・継続していく為です。
当社で行っている安全活動は、AECのメンバーを3グループに分け、
グループ毎に担当事業所を決め、1クール毎に、
- 点検(リスク洗い出し)
- 分析・評価(リスクアセスメント)
- 対策立案
- 実行
- 対策効果の評価
を行っています。
以前から安全点検活動は実施していますが、
点検と言えば「三現主義」に基づき、
各事業所に出向いて、一日、ありとあらゆる場所や作業を、
目を凝らして点検を行うのが基本です。
しかし、2020年は「コロナウィルス」の影響で、不要不急の外出の禁止、
都道府県を跨いでの移動を控える事としたため、
神奈川、千葉、埼玉に点在している拠点に行くことができません。
では、「コロナが収束するまでは、事業所毎の安全活動に委ねよう!」とはなりません。
常に、安全に作業が行えるように、事業所毎の取り組みは行っていますが、
日常的な“慣れ”や“習慣”から、“危険”な事でも“普通”という意識に書き換えられ、
“不安全”を見過ごしてしまっている事もありますよね。
コロナウィルスの感染リスクがあるとの理由で、安全点検を行えなかったとしても、
事故や災害は、人や物が動いている以上、発生リスクは拭えません。
では、点検はコロナウィルスが収束するまで、どうするのか?
「そうだ!動画を撮影してもらい点検してみよう!」
という事で、各事業所の所属社員に、場所や作業を指定して、
スマートフォンで撮影をしてもらい、その動画をAECのメンバーが分析・評価しました。
現地に行かなくても、現場を見る方法としては、私は“あり”だと思った反面、
他人に指示して撮影してもらうことや、動画で点検する事の難しさなど課題もあり、
改善の必要性も認識しつつも、手段として大きな可能性は感じました。
効果的に安全点検活動の手段の一つとして、取り入れていきたいと思います。
この続きはまた、いつか
では、本日も皆さんご安全に。