三現主義の改善術!実践型物流コンサルティングの歩み Vol.2 【神奈川 物流請負】
- 2021/03/24
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実践トコログ三現主義の改善術!実践型物流コンサルティングの歩み
トーコンの木村です!
当社で中期経営戦略の中枢として推進している「TOHKON DX」、
その中でも際立っているプロジェクトチームの一つ、
“Team GS”についての第2回目となります。
第一回目ではデザイン思考・経営的視点おける活動プロセスを説明致しました。
今回は実践的手法の一つである“からくり”改善について触れたいと思います。
からくり改善とは、モノの重力、テコ・ヒモ・滑車等々を駆使して、
低コストで手作り作製でき・少ない動力を実現し、
作業の3ム(ムリ・ムダ・ムラ)を排除する改善となり、
品質から生産性、安全・保全等々の大きな効果を得られる、
知識と知恵の結晶且つ、歯止めのない創造性と無限の可能性を秘めた効力を持つ改善なのです。
Team GSの各々が持つ改善手法がチームとしてバリエーション化され、
ある程度の広さや深さを持つ問題にも対応することができておりました。
「今ある」知恵と創造の集結で解決できる世界が、
Team GSとしても個人としても成果の高いものだと慢心していたのかもしれません。
「登頂した山から見た景色には、更に高い山があった」という感じでしょうか。
“からくり”改善というフィールドは、改善という世界観が広がり、
思考するアイデアに「ワクワク」「ドキドキ」の楽しさがより望めるのです。
皆さんにも経験があると思います。
- 良いアイデアが出たけど、自動化にもしない限り不可能だね
- 効果は大きいのだけど、この機器を買うとなると躊躇するね
- この問題だけクリアできれば、大きな投資にはならないけどなぁ
上記のような大抵のものは“からくり”改善によって解決可能なのです。
「と、思います」と添えさせて下さい。
何だかんだ“からくり”上級者のような言い回しをしましたが、
ワタクシ、完全なる“からくり”素人です。
「物理」や「科学」から身を潜めて生きてきた人間なのです。
こっちを下げればあっちが上がって更にその先が下がる???????
なんて言うのも、現在、基本的な知識を学んでいる最中なのです。
からくり上級者のフリして終わるのもアリだったかもしれませんが、
ワタシの“からくり成長記”を今後どこかでご紹介できる機会もあるかと思いましたので、
正直に言わせて頂きました。。。
でも前述しましたが、“からくり”を知った後の改善の世界観に、
ワクワクとドキドキが見えることは嘘ではありません。
この実力がつけば、現場の改善成果に更なる広がり(進化・革新)が可能となり、
現場生産性の効果上昇に貢献できると考えます。
そして、この高い力量・技量が困りごとを持つお客様の力添えになるのです。
自社での改善の刃を研ぎ澄まし続けて行けば、
お客様へのお役立ちや実践的改善成果提供になるものだと考えています。
それでは次回のVOL.3 の発信をお待ちください!
~物流請負のトーコン 神奈川、千葉、埼玉~
トーコンではお客様に合わせた柔軟な物流請負サービスの他に、
プラダン(プラスチックダンボール)の加工・製造・販売業務も行っています。
過去の制作事例等、詳細についてはプラダン加工.comをご覧ください