社員満足を高め組織を動かす！社員を成長させる経営術 Vol.32 【千葉　物流請負】

幸せって、なんでしょうね？

トーコンでは、『幸せづくり』を経営理念に掲げています。

会社の経営理念ですから、当然“トーコンという組織”に所属し、
その事業活動を通じた上での“幸せ”です。

 

さてその事業活動をする会社ですが、
人にとって会社とは仕事をする場ですよね。

では、そもそも、人は何のため仕事をするのでしょうか？

以前もこの場で言ったように思いますが、
私、誤解を恐れず、きれいごとを一切省いてしまえば、
“仕事はお金を得るためにする”と、考えています。

そして、お金はすべてではないにしろ、
“幸せ感”を得るための重要な部分だと思っています。

だって、美味しいものを食べるのだって、お気に入りの服を着るのだって、
遊ぶのだって、快適な家に住むのだって、
子供を育てるのだって、みんなお金がかかります。

そしてお金は有ればあっただけ、色々な選択肢が増えるじゃないですか！？

 

では、どうやって会社という組織の中で、より多くのお金を得るのか？

我が国が高度経済成長時代は、“年功序列”という、
大変分かりやすいシステムが有りました。

真面目に勤務していれば、例え昇格（出世）しなくても、
それなりに給与は上がって行ったのです。

ですから、ある程度は定年までの収入が想定出来、
それに基づく人生設計を描くことが可能でした。
ある意味、良い時代だったと思います。

しかし高度成長時代が終わり、その後のバブル経済も崩壊し、
以降30年にわたる低成長時代に“年功序列賃金制度”は大きく変わりました。

もう会社に長く務めるだけでは給与は上がらなくなったのです。

 

では現在、どのようすれば収入があがるのか？

会社によっていろいろな制度が有るとは思いますが、
トーコンでは役職によって給与を決定しています。

つまり役職が上に行けばそれだけ給与は高くなります。

 

しかしここでふと疑問が湧きました。

より多くの給与を得るために高い役職を目指すのが、それが“幸せ”につながるのか？

私、よく言っているのですが、“役職”は“役割”なんです。

すなわち、役職が高くなることは、すなわち責任が重くなることを意味します。
私は、その責任の重さが給与の高さと考えています。

では、すべての人が重い責任を背負う役職を目指すことが、
皆の幸せに繋がるのでしょうか。

 

学生時代を考えて見ましょう。
学生生活で重い責任を背負う役割ってなんでしょう。

例えば生徒会長、部活の部長・主将、クラスの組長。

これらの役職に就くことを皆が望みますか？
その役職を担うことが、学生みなの幸せなんでしょうか？

多分答えはNoでしょう。わざわざ重い責任を背負う事を嫌う人はいっぱいいますよね。

そう考えると、会社組織の中で、より多くの給与を得るため、
重い責任を背負う役職に就くことが、
性格も人生観も違う人達にとって唯一の“幸せ”の道なのでしょうか。

私はそこに疑問を持ちました。

一人一人顔も性格も違うように、人それぞれ得意・不得意があります。

なにも皆すべての人が高い役職に就く事、それも多くの収入を得るために、
決して性格的にも能力的にも合わない重い責任を背負う役職に就くことが、
逆にその人の幸せ感を阻害する、そういう事もあると思うのです。

お金は幸せの重要な要素です。

しかし、そのお金を得るために多くのプレッシャーに晒され、
自分の性格や生き方に合わない人生を送る。

ひょっとすると、自分に合わない役職に就くことで、
幸せを感じるどころか、逆につらい生き方になる事も有るかも知れません。

 

さて、貴方の幸せは何によって得られるのでしょう？

会社はそこに所属する人が幸せになるための道具です。

あなたはその会社をどう使って、幸せになりますか？

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～物流請負のトーコン　神奈川、千葉、埼玉～

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プラダン（プラスチックダンボール）の加工・製造・販売業務も行っています。

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