自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成 Vol.30
- 2020/10/14
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実践トコログ自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成
物流サービスを提供しているトーコンにとって、
人財の成長はサービスレベルの向上につながります。
品質向上の仕組みやマテハンはあっても、
人を介する業務があるため、まだまだサービス品質は、
トーコンメンバー一人ひとりの作業レベルに頼っているところがあります。
そんなトーコンにとって大切な人財の成長を促すために、
下記3つを軸に色々な取り組みを模索・実践しています。
- クレドの実践
- 社内外教育
- プロジェクト活動
プロジェクト活動に関しては、今年は新たなプロジェクト体制
(プロジェクトIchiban、Anzen Eisei Commety、
現場改善スペシャリスト、ITタスクチーム、他継続活動)で、
企業強化と更なる人財成長の試みを開始しています。
一般的にプロジェクトでは成果の大きい取り組みを、
企画・実施していくことがベストになりますが、
そのような斬新なアイデアを出していくことはそう簡単ではありません。
先日、ある大学准教授の講義で知を創発させる場の条件を教えていただきました。
その条件は以下の通りです。
- メンバーが場にコミットしている
- 目的が共有されて、自発的に組織されている
- 安心・安全を感じられる
- 自分の役割を認識できる
- 多様な知が存在している
- 境界は開閉自在で常に動いている
自主性、コミットメント、心理的安全性、多様性など条件のほかに、
プロジェクトを活性化していくためには、
メンバーの入れ替えも大切だと教えていただきました。
しかし、人的リソースに限られた中小企業の中では、
プロジェクト内で人の入れ替えを活発に行うことは、
なかなか難しいです。
そこで大切になるのは、
社内メンバー一人ひとりが現状の知識や経験に執着するのではなく、
社外の知識や情報に触れる機会が多あり見識が広くなること。
そして学んだ知識や情報をプロジェクトなどで、
社内に共有していくことだと思いました。
社外講習の積極的な活用も一手ですが、
より多くのメンバーがユニークな知識や情報を探し求めるようになることで、
人数規模の限られた会社でも知の創発の場ができるのかと感じます。
~物流請負のトーコン 神奈川、千葉、埼玉~
トーコンではプラダン(プラスチックダンボール)の、
加工・製造・販売業務を行っています。
過去の制作事例等、詳細についてはプラダン加工.comをご覧ください