社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.29 『トーコンの活動』
- 2020/09/09
-
実践トコログ社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術
現在、このコロナ禍にもかかわらず、
トーコンは日常業務以外に、ホント、自社の事ながら、
呆れるくらいさまざまな活動をしています。
その目的はとにかく『良い会社づくり』です。
お客様にとっても、お取引先様にとっても、社員にとっても、
良い会社(=必要とされる会社)でなければ、
これからの時代を生き残る事はむずかしいと考えています。
そして良い会社となるためには、
『人づくり』と、『差異性(差別化)づくり』の2つが大切だと、
我々トーコンは思っています。
まず基幹となるのが『人づくり』です。
人づくりには、
①知らない事を知る『知識習得』と
②得た知識を知恵として出し、PDCAを回す『実践』が有ります。
『知識習得』という部分では教育ですね。
トーコンは、この8月から新たな研修会社と契約しました。
この会社の選定理由は、若手から管理職までの幅広いプログラムを体系的に持っている事です。
これによりトーコンメンバーは、随時、必要な知識を、
必要な時期に身に着けられるようになります。
更に10月より、中小企業大学校が実施している『経営管理者研修』に、
主任職1名を派遣予定です。
この研修は毎月1週間×12ヶ月、合計60日間受講するという長期開催で、
トーコンでは今までに、11人の社員を派遣してきました。
研修自体も、今回で第41期となる実績ある研修で、
実施機関の中小企業大学校は経済産業省管轄の独立行政法人です。
よって、トーコンの管理者は、日本国が求める中小企業の管理者としての
様々な知識を身に着けていると言えると思います。
そしてもう一方が『参加型実践活動』です。
その代表的な活動が拓未会です。
拓未会はこの7月からメンバーを一新し『第5期拓未会』としてスタートしました。
現在は、『好きと思える会社づくり』と『風通しの良い職場づくり』のため、
第5期として何を行うかを検討しています。
若手中心の『安全プロジェクト』は、昨年11月から新たなメンバーとなり、
第6期の活動が始まっています。
今期のメンバーは、5期連続優秀事例選出のプレッシャーを受けながら、
今までにない独自の視点での活動を行っています。
今この原稿を書いている隣の部屋では、
『新人会』の第2回目の集まりが開かれています。
この会は名前の通り、2020年4月入社の新入社員が一同に集まる会です。
ファシリテーターは2019年4月入社の先輩が務めていますよ。
さて、もう一方の『差異性(差別化)づくり』の活動も紹介したいと思います。
この活動の根幹となるのが
『Tohkon DX(トーコン デジタルトランスフォーメーション)』です。
このTohkon DXは4つの活動で成り立ちます。
①風土づくりと品質、安全を担当する『AEC(安全・衛生・コミッティ)』
②現場一番化を目指す『Project ICHIBAN(プロジェクト一番)』
③デジタル化を推進する『ITゼミ』
④省力化のための自動化、機械化を視野に入れた活動を行う
『team GS(チーム 現場改善スペシャリスト)』
の4つです。
更にIE(生産工学)に基づいた現場運営手法の取得を目指す
『Project ∞(プロジェクト無限)』や、
各事業所にてカラクリ改善力を高める事を目的とした
『カイゼンAward』も継続して動いています。
これらの活動すべてが『差別化(差異性)づくり』を目的とします。
これだけ様々な、一見業務外の活動を行っていると、
よく外部の方からは、『余力のある会社だね』と言われます。
しかし、私は決して余力とは思っていません。
これらの活動すべてが、時代変化への対応、
具体的には『After Coronaを生き残るための必須活動』と位置付けているのです。
トーコンではプラダン(プラスチックダンボール)の、
加工・製造・販売業務を行っています。
過去の制作事例等、詳細についてはプラダン加工.comをご覧ください