社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.28 『立派なオールド日本企業!?』
- 2020/07/22
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実践トコログ社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術
さて、何を書こうか?
と、迷っているとき、フト、社員の年齢の事が頭をよぎりました。
現在当社には正社員が82名在籍しています。
平均年齢は35.8歳。
よく外部の方々からは、『若くて良いですねぇ』と言われます。
過去11年、新卒採用を途切れなく行ってきたため、
それ以前と比較すると、
確かにトーコンの社員平均年齢は若くなりました。
ちなみに、継続した新卒採用を開始する前の2008年の社員平均年齢は42.6歳。
この12年で約7歳若返ったことになります。
そこで次に、役職別の在職年数と平均年齢を見てみました。
役職 |
勤務年数 |
平均年齢 |
年齢構成 |
部長 |
25年 |
49.3歳 |
46歳~53歳 |
課長 |
18年 |
43.5歳 |
37歳~48歳 |
主任 |
16年 |
41.6歳 |
27歳~59歳 |
副主任 |
11年 |
38.4歳 |
30歳~51歳 |
アハ、ナントなんと、ものの見事に年功序列!典型的な日本企業ですねぇ。
いかんせん、トーコントップである私が、昭和32年と、
あの第二次世界大戦が終わって、まだ12年しか経っていない時の生まれです。
そう、正真正銘の昭和人間ですから。
改めてこう見ると、現状のトーコンは、ベタベタの従来型日本企業で、
従来型の人事政策を実施しているとも見えます。
一方、世の中はこのコロナ禍で、
欧米型の人事政策であるジョブ型雇用への切り替えが喧伝されています。
さあ、真逆のトーコンはどうしましょう?
実は、私は、日本型人事制度にもいっぱい良い所が有ると思っています。
何より、日本型人事政策の特徴であるメンバーシップ型には、
枠にはめない、多面的な個人の可能性が追求できると思っています。
私の経験からすると、人って、
意外に本人の思いと違う分野に適職が有ったりするものなのです。
今、時代は大きく変わろうとしています。
こんな時こそ、会社力の源泉である人の活かし方をよく考えて見ることが大切でしょう。
流行に惑わされず、じっくりと考えたいですね。
なにより大切な事は、社員の幸せを生み出す事と、
そのための会社の存続ですから。
トーコンではプラダン(プラスチックダンボール)の、
加工・製造・販売業務を行っています。
過去の制作事例等、詳細についてはプラダン加工.comをご覧ください