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社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.27 『With コロナ After コロナ』

前回の私のメルマガは48日の配信でした。
あの時は、『明けない夜はない』と言いました。

そしてそれから2か月が経った今、私が感じている事は、
『いずれ夜は明けるが、その世界は昨日と同じ世界ではない』です。

まだ多くの人は、このコロナ禍が終焉すれば、
今までの日常が戻ると考えているようです。

しかし、多くの識者は、このコロナによって社会は大きく変わると見ています。

例えば、あの東日本大震災の時、多くの人を勇気づけたのが『絆』という言葉でした。

人と人がつながる、人の温かみを感じ、「一人じゃない」と勇気をもらえる。
それを『絆』という言葉が象徴していました。

そう、人は一人じゃ生きられない。
人は集団で生きる動物なんだ。
私もそう強く感じました。

 

しかし、今回のこのコロナで求められたこと。

『密閉・密集・密接を避ける』『外出自粛』これって、
人と人の触れ合いを否定することですよね。

コロナ前の小中学校の給食時間は、友達とお話しをし、
楽しく食べる事を薦められたと思います。

それが今では、出来るだけ距離を取り、
なるべく話をしないで食べるよう指導されています。

欧米では、長い間の文化となっていた『ハグをする』『握手をする』という行為。

これらの行為も、コロナ対策としては避けるように求められています。

 

一説には、このコロナ禍が終焉するのに、1~5年の時間が掛かると言われています。

この期間、今まで私たちが当然と思い、習慣としてきた行動、
その多くを変える事を求められているのです。

こう考えると、『いずれ夜は明けるが、同じ朝ではない』と、
私が感じている事もお分かりいただけるのではないでしょうか。

私たちは、その変わる世界に生きて行かなければなりません。

いま改めてダーウィンが言ったという言葉を思い出します。

”生き残る種とは、最も強いものではない

最も知的なものでもない

それは、変化に最も適応したものである”

イイも悪いもありません。変化した世界で私たちは生きるのです。

 

アッ、誤解して欲しくないので一言。

『人は集団で生きる動物』との私の考え方は変わってはいません。

ですから『絆』は、with コロナの時期でも、afterコロナの世界でも、
変わらず大切なものと考えます。 

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