イキナリナカツガワ Vol.8『有象無象の衆』

ひょっこりひょこひょこコンニチハ。
中津川でございます。

さて今回は、創成期の「拓未会（たくみかい）」についてのお話をば。
現状の拓未会メンバーは、メルマガの担当もしておりますし、
「今」の活動については、
皆さまもご存じのことと思います。

今回は、拓未会創成期。社長に一方的に（失敬！）選出された、
私を含め何がなんだか良く分かっていないメンバーが集った頃のお話です。

拓未会発足は2003年2月。
『トーコンの未来を考える会（仮）』
という名称の元、10名ほどのメンバーが集められました。
社長から与えられたテーマはこちら！

『10年後に年商50億円の会社にするには』

先過ぎるし、金額は大きすぎるしで、
なんだか良く分からないけど、呼ばれたから行って見た、
程度だった私は、もう目パチクリ。

「こんな壮大なテーマを、私たちに託すの～？」
というのが、最初に感じた思いでした。
私自身はそんな感じでしたし、
他のメンバーの顔色から察するに、皆一様に同じ程度の理解だったように思います。

とにもかくにも、最初に取り組んだのは、「名称」決め。
各自がアイディアを出し合って、最後は多数決で決めました。

次点候補として挙がっていたのは、、、
●tkn50（go○＝ゴーマル）
●トーコン創考会
●四本の矢
●ヤングプロジェクト
●チャレンジ50th
●Plus2003
etc...

沢山のアイディアが出されましたが、振り返ってみると、
最終的に「拓未会」に決まって良かったなぁ～と思う次第です（笑）

ちなみに「トーコンの未来を拓く会」という事で「拓未会」とした、
というのが共通認識となっておりますが、、、

実は初代メンバーのお子さんの名前が本当の由来です（笑）
「たくみ」君という息子さんからちょいと拝借したのでした！
ま、きっかけは何でもヨロシよね( *´艸｀)

その他、3役（議長、副議長、書記）決め、ミーティングの開催周期、
今後の取り組み内容などについて話し合いました。
さぁこれで後は動き出すばかり！・・・と思ったのですが。

 

船頭多くして船山に上る
とは良く言ったもので、まさに大型タンカーが山に駆け上がってしまうような勢いで、
各自の暴走が始まりました。

何と言うのでしょう。
メンバーそれぞれが「他のメンバーに負けてたまるか！」といった
闘争心がメラメラと燃えていた感じです。

とにかく何を取り上げても纏まらない。意見が対立する。
皆の鼻息で、部屋が若干揺れていたように思います。（ウソです）

「オレはここまで真剣に熱く考えているのに！
なんでみんな分かってくれないんだ！！！」

そんな思いを各自が抱いていたのかもしれません。
斯く言う私も、男性陣の中、女性1人だったこともあって、
「男どもには負けないぜ」と鼻息荒くしていたものです。

とにかく、私たちは良くぶつかりました。
意見を熱く交わし、とにかく熱心に自分の意見を発しました。
だって伝えたい事が山ほどあるのですから。

すったもんだの挙句、ようやく進みだした拓未会。

まず自分たちが取り組める部分からという事で、
プラパール事業所（現・横浜金沢事業所）が取り扱っていた、
プラスチックダンボールを広める為、
HPの作成とその名称、さらにはキャッチコピーを考えることになったのです。

今回16年ぶりにそのノートをめくってみると、、、あった、あった。
自分の考えたキャッチコピーがノートに書きなぐってありました。

『プラプラ工房』
『プラッと覗き見プラダンの仕組み』
『プラ段名人』
『あなたの会社に「プラス」になる』
『プラ＋プラ＝プラ』

なんと！こんなところに「プラプラプラ」！
浅井先生の呪文がはこびっておりました。
浅井先生、恐るべしっ！！

 

侃々諤々の討議の結果、HPタイトルは「プラダン工房」に決まりました。
キャッチコピーの方も沢山出ましたよ～。

●あなたの悩みを収納します
●仕事彩る、仕事捗るプラパール
●あったらいいなを現実に
●プラダンBOXで簡単収納
●プラダンの無限の可能性を作り出す
●強いぞ！軽いぞ！使いやすいぞ！

出るわ、出るわ。
案外こういの考えるの、皆好きなのね（笑）

こんな風に、ガツンガツンとぶつかり合いながら進んで行った、トーコンという船。
私と同じく第一期のメンバーであった多くが、現在管理者となっております。
ん？あれ？

良く考えたら、現在の部長4名。
全員が第一期メンバーじゃぁないですか！
どおりで！
キャラクターが濃いと思った（笑）

新たな道を切り拓くのは大変ですが、
その分、遣り甲斐も大変大きかったと感じております。

また、互いにぶつかりあったからこそ、
ともすれば、ただの有象無象の衆でしかなかった私たちが、
「拓未会第一期生」と名乗れているのかもしれません。

現在の拓未会メンバーにも、これからメンバーになるであろう若手社員にも、
大いにぶつかり合って、仲間との絆を深めてほしいと、
珍しくまともに締めくくりたいと思います。