社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.22『退職は離婚?』
- 2019/10/16
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実践トコログ社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術
最近読んだ、若者の早期離職に関するメルマガの記事です。
”例えると、夫婦関係と同じです。
結婚するときは、結婚はゴールではなく、
二人で円満に生活していくために結婚をしたはずです。
ですが、時間の経過とともに、二人の生活の中で問題が発生し、
なかなか解消されない・・・。
だから、「離婚」の道を選ぶのです。
若手社員の退職の意思は、
会社に「離婚」を申し出たようなものといえます。”
私もこのフレーズはよく使います。『就職は、結婚と同じだ、と。』
結婚生活って、二人で創り上げていくものですよね。
そこにはHappyな事ばかりではなく、
話し合い、妥協、忍耐、我慢、これらが必要です。
最近は三組に一組は離婚する、と言います。
そう言えば三組に一組と言うと、約30%。
大卒の三年以内離職率が30%と言いますから、
『離婚』と思えば、正に同じ比率(笑)
60を過ぎた昭和世代の私からすると、どちらの場合も、
チョット忍耐、我慢が足りないのでは?と思ってしまいます。
最近では『忍耐』や『我慢』って、
ほぼ死語となっているのでしょうか?
でも人生って、ぜったいに、
順風満帆だけって、有り得ない。
一度も、『逆境』や『逆風』の無い人生を歩める人なんて、
見たことも、聞いたことも、無い。
確かに、就職して夢描いていた環境と、
現実のギャップに愕然とする人も居るでしょう。
でも、その企業が続いている事は、
その中で一生懸命、そしてイキイキと働いている人が居るからです。
やめる前に、もう少し積極的に、
その企業の『良い所』を探してみて欲しいと思います。
モチロン人と同じで、良い所のいっぱいある企業と、
ナカナカ良い所を見つける事が難しい企業が有るのは事実です。
ですから、どうしても良い所を見いだせない場合の
『退職=離婚』は有り得ますね。
ただし、問題を企業のせいだけにする安易な退職は、
決してその人のためにはならないと、私は思っています。