現場主導型な職場へ!現場を動かすコツ Vol.19
- 2019/05/29
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実践トコログ現場主導型な職場へ!現場を動かすコツ
みなさま。はじめまして。川崎事業所の保田と申します。
今回は弊社の取り組み『現場力プロジェクト』から、
圧倒的な現場力の組織を作る活動の状況を紹介したいと思います。
この現場力プロジェクトですが、
2018年に第一期メンバーから第二期メンバーへとバトンタッチをしています。
私は第二期メンバーとなり現在活動中です。
今回みなさまにご紹介するのは、第二期のこれまでの簡単な経過と継続についてです。
メンバーに加わりまず取り掛かったのは、
オーデットで使用する各事業所のチェックシートの作成でした。
以前も紹介されていますが、オーデットとは作業手順通りできているかという点検ですので、
作成には手順書の見直しも必要になりました。
作業手順書の見直しを行ってみると、
環境の変化でやり方が変わっていることがあり、
手順書の更新が進んでいないことに気づかされました。
まずは作業書の改訂を実施し、オーデットでのチェック項目が決まり、
チェックシートが完成しました。
さて、いざ!実施です。
しかしオーデットはメンバーが他の事業所へ点検しに行くのですが、
初めて訪れる事業所もあるため、作業手順が分からず作業者に聞くことや、
どこを見ればいいかわからないという意見がでました。
そこで写真付きの手順書があるとより分かりやすく、
チェックが行えると意見が挙がり、写真付きの手順書を作ることになりました。
これを作ると更に「新人教育」や「日常作業の見直し」に使えるなど、とても役に立ちます。
これが実際に使うとこれがほんと分かりやすくていいんですよね‼
(更に現在はこの先に進み、【動画付きの作業手順書】作成にも取り組んでいます!)
・・・といった感じで、現在プロジェクトは進んでいます。
この「何かをやるために、何かが足りなくて必要なら、それを形にしてみよう」
これがやれることが楽しく、仕事ができる原動力なのかなと思いました。
しかしこの点検は三か月に1回行うと決めましたが、
これを「継続することの難しさ」が問題です。
先に話した手順書の更新が進んでいないこと、
写真付き手順書もいつのタイミングで更新するのかと心配はありますが、
このように作り上げてきたことを継続していくにはどうしたら良いのかと、
常々考えるようになりました。
私の好きな言葉で、イチロー元選手が言っていたのですが
『夢や目標を達成するには一つしか方法はない、小さなことを積み重ねること』
というのがあります。
そう!努力し継続する期間がもっとも大切だと思う。
トーコンの行動指針にある「コツコツカツコツ」と「凡事徹底」とは、
まさにこのことを言っているのだと感じました
小さなことをコツコツとする、
何でもそうだとは思いますがこの現場力プロジェクトでやっていることを、
このプロジェクトメンバーがコツコツと継続することで力となり、
『圧倒的な現場力の組織』を作り上げていくのです。
とは言いましたが、先にも言いましたがこの継続が一番難しい。
『継続は力なり』、この言葉を信じてやるしかありません。