社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.17 『会社は社員が幸せになるための道具』
- 2019/03/06
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実践トコログ社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術
私は社員に、【会社は社員が幸せになるための道具】だ!
と、よく伝えています。
道具、、、私は昭和32年生まれ。
小さいころ、よく『持ち物、道具は大切にしなさい!』と教えられました。
その当時のスポーツと言えば野球。
金田・長嶋・王・野村、そのような選手が、子供たちの見る漫画や雑誌に取り上げられていました。
それの記事の中で、『バットはビール瓶でしごくと折れにくくなる』や、
『グローブは毎日オイルを塗り手入れする』等の談話を見たものでした。
そして、自分の道具を心を込めて手入れをすることで、ここぞという時の一打が打て、
抜けたら終わりの打球をキャッチ出来る、と。
そう、心を込めて手入れをする事で、心を持たない道具が、
まるで意思が有るがごとく、その道具が助けてくれる。
そんな記事を見たように記憶しています。
さて、会社は、「会社という道具」と私は考えています。
しかし、道具は、道具であって、それ自体が何かを私たちにしてくれる事はありません。
その道具を丹精込めて手入れし、うまく使いこなす必要があります。
そうすれば、その道具はまるで自ら意思のあるがごとく、
その人の思いに応えてくれる。そう私は思っています。
例えば【学校】を道具と思ってください。
同じ学校に通うA君とB君。
A君は、ただ単にさぼりもせず学校に通い、
授業を漫然と受け、終わると早々に帰り、漫画とゲームに明け暮れる日々。
B君は、目的を持って勉強し、クラブ活動に情熱を傾け、仲間と日本一を目指し、日々練習に明け暮れる。
果たして、同じ学校に通いながら、どちらが、有意義な時間を過ごし、
人として成長出来るでしょうか?
これも「学校という道具」をどう使うか、ですよね!?
私は、会社は『その人が幸せになるための道具』と明言しています。
果たしてあなたはAさんの道を選びますか?それともBさんの道ですか?
その選択はあなた自身が決めるのです。