自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成 Vol.15 『母は強しと言うけれど』
- 2018/12/05
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実践トコログ自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成
♪ゲタ~を鳴らして~再登場~♪
6週間ぶりにこんにちは!
憧れの言葉は「まぁいっか」、
人生をもっと簡略化したい、中津川です!
突然ですが、
『時間調整は自分の脚に掛かっているのよ!』
って、何のことだか分かりますか?
私的には、ここ最近、一番胸に響いた言葉です!
時を遡る事1ヶ月。
平日にお休みをいただいた私は、愛犬・マロンを連れて朝の散歩へと出掛けました。
普段は出勤前に散歩へ行くので、平日7時台の散歩はとても珍しく、
駅へと急ぐ人々に逆流するように歩くのが、なんとも不思議な感じでした。
【その光景】に出くわしたのは、近くの保育園に差し掛かった時です。
ビュンッ。
何かが私の脇を、猛烈な勢いで通り過ぎました。
ビュンッ。ビュンッ。
!!また何か通り過ぎたぞ!!???
物凄い勢いで遠くなっていく背中をじっと見つめ、自体の把握に努めた私。
なるほど。
子供を自転車の前や後ろに乗せたお母さんたち(中にはもちろんお父さんも)が、
猛スピードで坂道を下って来ていたのでした。
そのスピードはF1の如く!!!
・・・とは言い過ぎですが、とにかく一瞬動くのをためらってしまうほどのスピードです。
しかも、自転車の隊列は途切れることなく、
次々に保育園へと繋がる道をグングンとと下って来ます。
その殺気だった雰囲気に、思わずマロンと共に、
邪魔にならぬよう壁際で棒立ちとなってしまった程です。
中には、自転車ではなく、ベビーカーを猛スピードで押してくるお母さんもいて、
「転んだら危ないよ~」とヒヤヒヤヒヤヒヤ。
この衝撃の光景を友人に話した際に言われたのが、冒頭の言葉と言う訳です。
「みんな必死だもの!時間調整は自分の脚に掛かっているのよ!
子供は思うとおりに動いてくれないんだから!」
なるほど!
なるほど!!
なるほど!!!
子育て経験の無い私は、彼女の力強い言葉に軽い衝撃を受けつつ、
働きながら子育てをする大変さを思い、大きく頷いたのでした。
とは言え、、、やっぱり危ないは危ないよなぁ、、、。
この思いが頭から離れず、では、どうしたら改善できるのか?とついつい考えてしまったのですが。
●対策1 家を出る時間をもう10分早くする
阻害要因 それができれば苦労しない。そもそも、朝は自分一人の身支度だって大変なんだから!
●対策2 保育園の送り・迎え時間を考慮した働き方をする
阻害要因 現実問題難しい。短時間勤務制度を活用しにくいなど、会社が協力的でない場合も少なくない。
●対策3 思い切って、仕事には遅刻してもいいと割り切る
阻害要因 ダッシュしなくて済みそうだけど、そうそう何回も遅刻できないし、、、
●対策4 脚力を更に鍛えてみる
阻害要因 スピードが上がり、危険度はアップ。危な~い!
あれこれ考えを巡らすうちに、
『そもそも、少子化問題やワークライフバランスで働きやすい環境を、なんて政府は言うけれど、
結局、お母さん(お父さん)達の日々の努力に掛かってる部分が大きすぎない???』
という考えに至りました。
もっとさー。楽に子育てできる社会にならないもんかねぇ~。
ワン!
結局さー、環境が整っていない訳よねー!!!
ワン!
制度を活用させてあげたい!と思っても、
そもそも人数の少ない中小企業だと、
難しい場合も多いしさー。
ワンワン!
もっと、子育て世代に優しい会社づくりをしないといけないよね!
ワン!
と、家への帰り道々、愛犬相手に鼻息荒く話したのでした。
フンッフンッ!
(あっ。犬に話しかけながら歩くのは、犬飼いあるあるです(笑)おそらく!)
これまでお話ししてきたように、当社は「人財育成」に大変力を入れております。
しかし、「育成」も、その基となる「人・社員」が居てこそです。
超売り手市場の今、一人採用する事さえ難しい状況となっていますから、
社員確保にも一苦労、というのが現状です。
それでは、どうやって人財を継続的に確保するのか?
私は、真っ先に取り組むべきは、「社員が辞めない会社づくり」だと考えています。
妊娠、出産、子育て、介護、病気etc...
社員が退職の岐路に立つタイミングは、決して少なくありません。
そんな時に、「この会社を辞めたくない!」とまず思ってもらえる会社でありたいのです。
既存社員の皆さんが、健康で、長~く、楽しく働いてくれることが一番!
その基盤があってこその「人財育成」ではないでしょうか。
大量採用の一方で、大量退職が発生しているのでは、元も子もありません。
最近では、採用募集の際、「アットホームな職場です」というキーワードは、
「ブラック企業の率が高い」と考えられることが多いとか。
また、アットホームさが煩わしいと感じる人も一定数居るようです。
これは困った話です。
なにせ、トーコンはまさに「アットホーム」な会社なんですから。
ブラックじゃないよ~!
ホントのホントにアットホームな会社なんだよ~!
このことをどう皆さんに知っていただくか。
今後の課題であり、社員定着へ向けた大きなポイントでもあると考えています。
ねぇマロン、どう思う?
またまた愛犬に語り掛けながら、お散歩はまだまだ続くのでした。
ワン!