自社サービスの本質を掘り出せ!マーケティング戦略の実践 Vol.16 『ミクロ外部環境分析』
- 2018/10/31
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実践トコログ自社サービスの本質を掘り起こせ!マーケティング戦略の実践
皆さんこんにちは。最近登場頻度の多い小黒です。
はじめに弊社の近況について、写真を交えて少し紹介いたします!
先週は本社にて全事業所の代表者が1年間の事業所で行った活動を報告する、
年に1度の「幸せづくりサミット」が行われました。
他の事業所ではこのような取り込みが行われていたのかと驚き、
また久しぶりに会う人たちと話もできて、楽しくも充実した1日でした。
(ちなみに私は司会だったので、少しだけ大変でした。笑)
そして同じく先週、出張で「台湾」へと行った者がいました。
何枚か写真を提供してもらったので、こちらもご紹介したいと思います。
今回の台湾訪問。詳細に関しては、こちらのメルマガか社内報で、
後日紹介できるかと思いますので、少々お待ちくださいね。
ちなみに来月にも社内で海外出張をする方がいるそうで、
トーコンのグローバル化が進んでいるのかなと日々実感しています。
・・・苦手ではありますが、私も英語少しずつ勉強しますかね。
では、今週は「ミクロ外部環境分析」についてです。
「マクロ」と「ミクロ」、よく対で表わされる言葉ですが、
マーケティングではどのような違いがあるのでしょうか?
結論から話をすると、ミクロ外部環境は「自分の手が届く範囲」であるといえます。
「マクロ外部環境」は人口や経済、社会文化など、
自身ではコントロールが効かないものと紹介しました。
しかしミクロ外部環境はマクロと比較すると、
より身近なものが対象であるとされます。
例えを挙げるならば「消費者」や「市場」、そして会社であれば「競合会社」なども含まれます。
この例えを見ても、とてもマクロに比べると近しいものであり、
手が届く範囲のものであると分かりますね。
このミクロ外部環境ですが、情報を収集するには下記のような、
2つのツールを活用すると良いとされています。
- 既存データと各種メディアの活用
- 金融機関等のレポート
- 官公庁の白書等、公的データ
- 一般紙、業界紙、専門誌
- 企業内部から得られる”生の情報”の活用
- 店頭、営業担当者の意見
- メンテ等技術担当者の意見
- 顧客へのアンケート調査
- その他、企業独自の情報
このような情報を基に、自社の市場や顧客ニーズ。
競合会社の分析などを図っていくと、
”自社サービスの本質”を掘り出せるのではないでしょうか。
これらのミクロ外部環境にプラスし、自社の「内部経営資源」も含めた、
3C分析という方法もあるのですが、今回は長くなってしまったので、
次回「内部経営資源」の詳細と合わせて、ご紹介しようと思います。