自社サービスの本質を掘り出せ！マーケティング戦略の実践 Vol.12『サービスコンセプトの明確化②』

皆さんこんにちは。オグッちこと総合サポート課の小黒です。
（何のことか分からない方は先月のこちらのブログをお読みください！）

さて、いつもはマーケティング責任者の永井がこちらのブログを担当しておりますが、
今回とある国へ訪問中により1週間ほど不在のため、久々に私が担当いたします。
（遡ったら昨年末のVol.7以来でした）

もしかしたら次回のブログでその様子が少し語られるかもしれません。
ぜひ、お楽しみにしていてくださいね。

では今回のメルマガは前回に引き続き「サービスコンセプトの明確化」についてです。

前回のブログでは「コトラーの三層構造」を使用し、
自社のサービスを三層に分けて、落とし込みを行ったと説明いたしました。

改めて私たちが落とし込んだ三層構造ですが

中核となるサービス（コア・サービス）
      お客さまが真に買うもの、便益や効用（コア・バリューなど）

実際のサービス（アクチュアル・サービス）
　   私たちが行うサービスの特徴・品質・具現化しているサービスのこと

拡張のサービス
　   実際のサービスに付帯するサービス・付加価値のこと

の3つについてです。

・・・と簡単に書きましたが、上記にあるような説明を当時受けた際には、
正直、最初は全く理解できず悩んだ記憶があります。

「コア・バリュー以外の“実際のサービス”に“拡張のサービス”って？(>_<)」
そんな事を思っていました。

ですが議論を行なう中で少しずつこの3つを理解し、多くの意見があがりました。

以前もご紹介した通り（ちょうど私が前回担当したVol.7で紹介していましたね）、
私たちの中核サービスは「安心、一緒に実現する喜びの提供」であると考えました。

この意見を基に「実際」と「拡張」、それぞれのサービスを検討していくと、
徐々に私たちの実態が浮かび上がっていきました。

では議論で検討された意見をそれぞれ紹介いたします。

【実際のサービス】

【拡張のサービス】

このように様々な意見が上がりました。

個人的な考え方として、「実際のサービス」に関しては、
「自社の強み」などが当てはまるかと考えました。
ですので自分が思う自社の良い部分を様々とあげました。

そして「拡張のサービス」に関しては、
「自社が相手（取引先）へと与えるメリット」は一体何であろうと検討すると、
多くの意見が浮かび上がってきました。

最初に説明を聞いたときはかなり面を喰らいましたが、
このように考え方を変えてみると、
自社のサービスに関して少しずつ明確化が行えました。

これは私の考え方ですので、正解は様々あると思われます。

ですが何度も繰り返してお伝えしていますが、
マーケティングを行なうにはまず自分の良さを知らずしては動けません。

スタート地点に立ち、自社の研究を始めてみてはいかかでしょうか？

お気軽にご相談ください！