自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成 Vol.11『”ケロリン”かく語りき』
- 2018/06/27
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実践トコログ自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成
う~ん。そうだな~。
オグちゃん!(フツー)
オグオグ!(ありがち!)
リョウちゃん!(子供か!)
オグリョウ!(キムタク的な?)
え~っと、それから、、、
おっと、失礼致しました。
6週間ぶりにこんにちは。中津川です。
隣の席の「オグロリョウマ」さんにあだ名をつけるなら?という問いに、
つい没頭しておりました。
大変、失敬!
でも「あだ名」って、お互いの関係性を近づける為には、
シンプルかつ有効な手法だと思いませんか?
斯く言う私も、学生時代「ケロリン」というあだ名がありました。
えぇ。そうです。
恐らく今、多くの方が思い浮かべたであろう、あの「ケロリン」です。
カエルです。
緑です。
目デカです(笑)
同級生からは「ケロリン」「ケロちゃん」。
後輩からは「ケロ先輩」。
そして、部活動の顧問からは「ケロ!」と呼ばれておりました。
実はわが部にはもう一人、「ガチャピン」というあだ名のメンバーもおり、
「ガチャ先輩」「ガチャ!」と呼ばれておりました。
「ケロ!」と「ガチャ!」が飛び交うバスケットコート。
相手チームもさぞや困惑したことでしょう(笑)。
陽動作戦という訳ではもちろんありません(笑)。
その実、呼び名と言うのはとても大切です。
その変化一つで、ぐっと親近感が湧くこともあれば、
逆に突き放された様に感じる場合もあるのではないでしょうか?
例えば、「中津川さん」と呼ばれていた人から、突如「ナカっちゃん」と呼ばれたら、
「親しみを感じてくれたのかな?」と思いますし、
逆のパターンであれば、「あれ?私何か悪い事しちゃった??」と
心配になってしまうかもしれません。
この観点から考えると、トーコンは実にフラットな会社だと言えます。
トーコンでは、社員同士、役職も社歴もなんの区分もなく、
お互いに「さん」付で呼び合っています。
『中津川課長』と呼ばれる事は無いですし、
『○○部長』と声を掛ける事もありません。
社長のことも、「櫻井さん」と呼んでいます。
ちなみに、同じ苗字が複数名いる場合は、
下の名前をさん付けで呼んでおります。
なんとなく決まった暗黙のルールと言うやつです。
私の場合なら、「久美子さん」ですね。
「久美子さん」
ふふっ。
悪くない。
いや、むしろ素敵だ(笑)
なんとなく、「上品なお姉さま」という空気を醸し出しています!(気のせいかしら?)
なんなら、『久美子お姉さま』と呼んでいただいても結構!というくらいです。(結構本気)
「ごきげんよう」そんな言葉もスルリと出てきそうな上品さです。(おほほほほほ)
しかし残念なことに、社内で『中津川』は私一人、、、(オーマイガー)。
憧れの『久美子お姉さま』呼称は、永久に出番なしとなりそうです、、、。
さて、私の勝手な失望はさておき。
この「さん」呼びは、社員同士の距離を確実に近くしていると感じています。
以前は、「○○主任」「○○課長」と呼ぶのが普通という環境でしたし、
そのことに特に不満もありませんでした。
ところが、「さん付けで呼びましょう」と社内で提案が出され、
実施した時、初めこそ、幾分の照れくささはありましたが、
ぐんと相手との距離が縮まった感じがしたのを、今でも覚えています。
新卒採用においても、
『さん付で呼んでいて、社長と社員の距離が近いと感じた』
という感想を伝えてくれる学生さんも、少なくありません。
櫻井さんはいつも「役職は単なる肩書で、偉さの度合いではない」と、
私たちに対して伝えています。
そう。社長が一番偉いわけではないですし、
役職が付いていないから偉くない訳でもないのです。
では、役職の意味するところは何であるのか?
トーコンでは、それは「責任の重さ」であるとしています。
「代表」取締役である櫻井さんは、全社員に対して責任を持っています。
部長職であれば、担当部門の社員全員に対して責任があり、
総合サポート課・課長の私の場合は、
課のメンバーに対する責任を負っているという考え方です。
その結果、組織図も一番下に社長が記載されている、上下逆転の構図となっています。
ビジネスマナーの観点で言うと、「役職」には敬称が込められています。
ですからもちろん、「○○部長」と呼ぶこと自体は悪い事ではないですし、
間違っている訳でもありません。
ただ、責任範囲や役割は違えど、同じ職場で働く仲間、と捉えた場合、
役職なんて関係ないよね。
というのがトーコンスタイルと言う訳です。
お互いの距離が縮まると、「会話」が生まれやすいですよね。
「会話」はコミュニケーションにおける、重要な要素です。
そして、そこで生まれた「会話」から、新たな気付きや、輪の広がりが生まれます。
その輪が大きくなれば、職場の風土は大幅に良くなるのではと考えています。
更に欲をかくと、良い風土の下で働いていれば、
社員のモチベーションも自然と高くなっていくのではないか!!??
と私は考えています。
「千里の道も一歩から」
自律型社員を育てる為の小さな一歩。皆さんの職場でも始めてみませんか?
と締める前に。
お待たせしました!
お待ちではなかったかもしれませんが、お待たせしました!!
冒頭の「オグロリョウマ」あだ名問題ですが、、、
『オグッち』
にしようと思います!(笑)
さて、本人の反応や如何に!?
結果は次号でお伝えしまーす。
どうも「オグッち」ことオグロです。
「結果は次号」でと書かれておりましたが、実はメルマガブログ担当ですので、
この文章を掲載するとなると、皆さまよりも早く原稿に目を通しています。
ですので何も回答しないというのは少しムズ痒い気がするので、
回答しようと思ったのですが、
その回答だけですとあまりに内輪な内容となってしまうので、
私のような一般(若手)社員から見た、この「さん」付けの取り組みに関して、
少しだけお話しさせていただきます。
私は入社5年目となったのですが、
トーコンに入社して以来どの人達も「さん」付けをしています。
「社長・部長・課長・主任」など様々な役職がありますが、漏れなく全員です。
入社当時は上司に向かって「さん」付けで呼ぶの「良いのかな・・・」なんて、
思った事もありましたけど、確かに「さん」付けで呼ぶのは、
一つ壁が取っ払われているような気がしてなりません。
その壁がないという距離感の近さが、この会社の雰囲気の良さを作りだしている、
一つの大きな要因なのかと思ったりもします。(その他にも様々ありますけどね)
私にとっては上司の「中津川課長」も「中津川さん」と呼んでいますからね、
何か仕事のことでもそれ以外のことでも話しかける時にとても近しさを感じます。
また距離感が遠いとコミュニケーションを取る機会が減り、
仕事のことで聞きたいことがあっても聞けないという、
場面が発生してしまうのではないでしょうか。
円滑に業務を果たすという面でも、距離感が近いことは、
メリットを生むものという気がしてならないです。
これが私の感じた「さん」付けをすることで生まれるメリットです。
もっとメリットがあると考えていますが、今回はこのあたりで〆させていただきます。
さて、最後にあだ名の件ですが「オグッち」って呼ばれたことないあだ名だったので、
正直小恥ずかしさを感じています(笑)、でもそう呼んでいただいて大丈夫です!
突き放しているようではないですし、きっとすぐ慣れるでしょうから(^^)/
・・・でも逆に「久美子お姉さま」とは流石に呼べませんのでそこはゴメンナサイm(__)m