社員満足を高め組織を動かす！社員を成長させる経営術 Vol.10『プロジェクト活動の目的』

こんにちは、櫻井です。

・・・毎回何を書こうか、とても困ります。

書きたいことがいっぱいあって、何を書くか迷うのではなく、
何を書いていいのか思い浮かばず、時間だけが過ぎていきます。

なにせ、遠大なテーマを頂いていますから。

 

困ったあげく、いままでに投稿された
拓未会メンバーのブログを読み返していました。

そこで改めて感じたことが、メンバーの「会に対する思いの熱さ」です。

誤解されないように先に申し上げておくと、拓未会メンバーの選出基準は、
会社が【超】有望視している社内エリート、と言う訳ではありません(笑)

中には、「この忙しいのになんで半日も現場を離れなきゃならないの（怒）」と、
拓未会活動を疑問視していた人もいるようでした。

でもですね、会の活動に疑問を持っていた人も、
メンバーとして選出され、仲間と活動を始めると、
皆、すごーく熱心になり、会の存在意義を強く感じるようになります。

そして任期満了時には、ぜひこの先も拓未会を存続させて欲しいと、
願ってくれるんですよ。

重ねて言いますが、拓未会メンバーは、
決してトーコンにおけるエリート集団ではありません。

その彼・彼女達が、何故このように一生懸命になり、
そして活動期間の終盤にはメンバー間の連帯意識が高まり、
何よりも『拓未会』を継続すべき大切な活動と思うようになるのか？

 

それって、多分、この会の活動が
『会社事ではなく、自分事』と思えるからではないでしょうか。

拓未会の活動目的は『風通しの良い職場風土づくり』です。
そして、今期からは更に『好きと思える会社づくり』が加わりました。

これらの事を考え活動し、
職場が良くなることは『自分にとって良い』ことであり、
更にそれが『仲間のためになる』ことです。

 

そこで、改めて現在社内で行っているプロジェクトを見ると

1. 好きと思える会社創りのための、拓未会
2. 安全な職場を創るための、安全プロジェクト
3. 他社でも通用する人材となるための、人財化プロジェクト
4. やりがいを持って誇れる職場とするための、現場力プロジェクト
5. 社会にトーコンの価値を正しく理解してもらうための、マーケティングプロジェクト

の5本です。

どのプロジェクトでも、活動の目的に会社ごとである、
売上高や、利益額という数字は挙げていません。

外部の人からは不思議な会社と思われるようです。

 

しかし、私はそれで良いと思っているのです。

 

これらの活動を通して、社員が会社の事を自分事と考え、
自分たちにとって良いと思える会社創りを行う。

様々なプロジェクトに係わり、内部、外部の研修を受けることで気づきを得て、
一人一人が立派な社会人となる。

自分が関わり、創った、好きと思える会社がトーコン。

トーコンの社員一人一人は、自律した立派な社会人。

トーコンがこんな会社であれば、
なにも声高に『売上を上げろ』『利益を上げろ』などと言わなくても、
結果として数字は付いてくる。

そうすれば、会社は永続していける。私はそう考えています。