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現場主導型な職場へ!現場を動かすコツ Vol.9

Vol.1を紹介させていただいた高橋です。 

本当は“ハシゴ”のタカハシですが、
文字化けを恐れ“クチ”のタカハシでご挨拶です。(結構こだわっています)

最近は“ハシゴ”のタカハシを表示しても文字化けをしないのが当たり前のようですが、
時代に取り残されることに抵抗を感じなくなったのか、
気づいていないだけなのか?未だに古い知識のまま文字を打ち込んでおります。 

知る人ぞ知るNECPC6001のこの頃からパソコンに触れていたので、
未だに文字化けなど気になり、

メールを送る際もHTML形式ではなく、テキスト形式に変換して送る癖がついているのです。
・・・ハイ、話についてきてくださいね~。

 

OSWindowsが発売された時は、今で言うと“神システム”にしか見えず、
ファイルが視覚的に管理や移動ができるとは『マジッ、神!』としか思えず、
マウスでクリック!クリック!クリック!とカチカチ連打することが楽しみでした。

ただし、起動するまで510分待つのは当たり前で、
帰ったらスイッチを入れることが“マジ卍”(日課)となっていました。 

オット!過去を思い出し懐かしく話し出してしまうのは、
やはりジジイなのだと実感してしまいます。
皆さんにとってどうでもいい昔話は置いといて、そろそろ本題に入りましょう。


さてさて、まずは過去に掲載された1~8を読み返して見ました。

Vol.1.現場力、7つの力
Vol.2.3.4.安全教育
Vol.5.4S
Vol.6.評価(安全KPI
Vol.7.共通認識⇒(実施継続の大切さ)
Vol.8.行うべき行動の理解(助け合い) 

確かに『現場力プロジェクト』で悩みながら進めてきた活動内容を紹介していますが、、、
んっ?品質について活動していないように見えるぞ?

これはマズイ、やってきた事の一部だけでもお伝えしなくては。

 

品質について、当社もKPI(Key Performance Indicator)で、評価しております。

では、品質とは何の品質か。
もちろん、求める側(受け取り側)が満足する品質だろうと思います。 

【受入品質】【保管品質】【払出品質】【取扱品質】【梱包品質】
【出荷(発送)品質】【運送(運搬)品質】【企画品質】【製造品質】
【検査品質】などなど、

求める内容の数だけ品質があると考えると、
品質に満足などありえないという気がしてきますよ!

 

こりゃー大変だ。
指標の単位は?指標とするための数値をどうやって記録を取れば良いんだ?

何をもって品質が良いとするのか?またその単位はどうする?

質を高めるために行うこと(活動)ってなんだ?

量は?時間は?分母は何の数値?分子は何の数値?・・・・(?_?;)

 

そこは百戦錬磨のメンバーの集まり。

「質は、こんな視点でしょ」「量の単位は〇〇でしょ!」と、
スイスイスイ~~~と決めていくこと決めていくこと。

こういうのは早いんですよね。

しかーし!
それを自分たちがクリアする使命を持っていると突きつけられた瞬間、

「・・・・・・」。 (O_O)
「いやー、その目標は厳しくない?」と達成できる目標を探り出し、
先程までの頼もしさはいったい何処へやらです。

 

そんな時です。
話し合っていたメンバー達が、耳を疑う声が聞こえてきました。

「それでお客様は満足するの?」

「その結果で営業ツールとして使えるの?」

そうです。Discovery20203本柱でありながら、
現場力プロジェクトの天敵でもあるマーケティングプロジェクトのアイツです。

「現場力プロジェクトで出した結果を売り込むんだから、
お客様が欲しがる結果を出してよね。」

キーーーーーーー!(>_<)

 

もともと冷静を装いながら、血の気の多いメンバーが集まったプロジェクトです。
「やってやろーじゃないかい!」ってくらいの勢いで、
結果を出すための仕組みづくりが始まりました。 

 

「品質項目の設定です。事業所間の比較ができるものが良いね」

「フォークリフトを使うから、事故が発生していない事についてもアピールしたいよね」

「やっぱり、ミス無く供給が出来ていることもアピールできるポイントだよね」

「どれだけ効率よく行っているかも、品質でしょ」

「結果を共有して、問題がありそうなところを事業所の枠を超えて
メンバーで解決していこうぜっ」 

「じゃあ、それぞれの数値はどうやって記録していく?」

「そりゃー日報とかでしょ」

「この数値とこの数値を割って、そんでもって時間を比較しながら。。。。」

「???ちょっと待って。それって誰がやるの?
数値の出し方とか、活かし方って当たり前のように知っているけど、
知識を一人でも多く共有した結果、現場力が高まるんじゃないか?」

こうして、日々の業務を抱えている中でエンパワーメントが始まったのでした。

エンパワーメントで、どんなことをしようとしていたかは、またの機会に。
オット、KPIの結果を出すための取り組みも、伝えなければなりませんね。

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