現場主導型な職場へ!現場を動かすコツ Vol.7『全体での共通認識の大切さ』
- 2018/01/10
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実践トコログ現場主導型な職場へ!現場を動かすコツ
新年あけましておめでとうございます!
本年も、株式会社トーコン及び『実践!トコログ』を
どうぞよろしくお願い申し上げます。
年始の今号では、村上が現場力プロジェクトメンバーを拝命した時のお話をしたいと思います。
新たに発足したプロジェクトだったこともあり、
一番考えを巡らせたことは…「現場力とは何だ?」ということでした。
おぼろげには「こんな感じ」と言うイメージは持っておりましたが、
いざ言葉で明確にしようと思うと大変難しく、
●実行力?●姿勢?●団結力?など大まかなことしか浮かびませんでした。
そして、これらすべてを行うために必要なことは?
と考えていくと、恥ずかしながら一体何をしたら良いのか、
分からなくなってしまいました。
しかし、幸いにも私には頼れる仲間が沢山おります。
彼らとじっくりと意見を交わし、
現場力とはなんなのだろう?と考えをまとめてゆきました。
一人では立ち行かなかったことも、
仲間と共に進める事で、解決の糸口が見えたのでした。
仲間とは本当に有り難い存在です。
そして!その結果、現在はハッキリと『現場力とはこれだ!』と言えるようになりました。
「現場力」とは・・・
全員が行うべきことを理解し、行動することで、最大限の成果を上げる力!
私たち現場力プロジェクトメンバーは、この力をより強くするために必要なことを考え、
実行することをチームの目標とし、活動してまいりました。
最初に取り組んだのは、仲間の教育を行うための資料作りでした。
これまでも社内教育は行っていましたが、
事業所任せだった事もあり、教育内容に差異が生じていました。
そこで、皆が同じ目的意識をもって仕事に取り組めるよう、
統一したものでの教育を行う必要があると考えたのです。
いざ統一資料の作成に取り掛かかってみると、
あれも入れたい、これも伝えたいと膨大な量となってしまいました。
しかし、ボリュームがあれば良いというものでもありませんよね。
そこで、その中からさらに「伝えたい・伝えるべきこと」を絞り込み、
現在の統一教育資料が出来上がりました。
資料を作る過程において、「簡単で解りやすい」を考えるということは、
こんなに難しく大変なことなのだと改めて感じることができ、
自分自身の向上にも繋がったと思っております。
さて、教育資料が出来上がった!との満足感をゆっくり感じる間もなく、
次に行うべきは、「実施すること」です。
ありがちですが、資料は作成の満足感により、実行・実施されないことが多々あります。
これでは自己満足でしかなく、意味がありません。
実行・実施し、さらには「継続すること」が最も重要です。
社内での実施に当たっては、
期限を定め、事業所毎に全所属社員に実施することとしました。
また、それらの記録を取ることで、抜け・漏れを防ぎ、実施状況の共有化を図りました。
資料として全社員に小冊子も配付しましたので、
繰り返し目を通して貰えれば、、、と思っております。
実施の奮闘は次回に!
長文ご拝読いただきありがとうございました。