自社サービスの本質を掘り起こせ! マーケティング戦略の実践 Vol.7 『コアバリューの実践』
- 2017/12/20
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実践トコログ自社サービスの本質を掘り起こせ!マーケティング戦略の実践
いつの間にか年の瀬ですね。Vol.2以来の登場の小黒です。
覚えていらっしゃいますか?
と言ってもたまに他の記事であとがきを書くこともあったので、
お読み頂いている皆さまにとっては、久しぶりの感じはないかもしれませんね。
本日の内容に入る前に、
年末年始のメルマガの配信に関して、一点お知らせです。
2017年の配信は本日が最後となります。
今年も一年、ご愛読いただきましてありがとうございました。
次回は【2018年1月10日】配信予定です
来年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
さて、ここから本題に移りたいと思います。
2017年最後のブログは「コアバリューの実践」についてです。
こあばりゅーのじっせん?
・・・ すみません、前号の書き出しを 真似てみました(笑)
プロジェクト活動を通してコアバリューという言葉の意味を知った私は、
それが“実践”となると一体どのようなことをすればいいのか?
正直言って予想がつきませんでした。
(ですので書き出しの状態はあながち間違っていなかったりします・・・笑)
コアバリューとは前号でも説明されている通り、
顧客が得られる「効用」や「便益」を指し、
すなわち「真の価値」ということでありました。
とされていますが、この考えをもとに、
「私たちの中核的サービス」とは一体何か?ということを確かめていきました。
トーコンの行う業務は、大きく分けて「物流アウトソーシング」と「プラダン加工」の2つです。
これらの業務を私たちが行う事で発生する「便益」とは、実際何なのか。
そこに見えてきたものこそが、自社にとっての中核的サービス、
「本質的部分」であると考えました。
話し合いの中で上がってきたワードは以下の通りです。
- 確実な安心感(信頼度)
- 笑顔
- 挑戦
などでしたが、挙げられた意見を総合的に判断し、
私たちの提供するサービスの一番の価値は、
「安心、一緒に実現する喜びの提供」ではないかという結論に達しました。
トーコンには様々な能力を持った社員や、高い技術力を誇る事業所があります。
各事業所は点在しておりますが、全ての事業所で共通しているのは、
上記のこの考え方ではないかという、意見が挙がったのでした。
私としても非常に納得感のある結論に達したな、と考えたのですが、
自分たちでもまだ見えていない、
更なる「中核的な価値」があるとも思っており、
今後も継続した議論が必要となることと思います。
お客様から見た自社の「真の価値」を自ら理解しなければ、
マーケティング活動を行う上で、
「何が売りなのか」というところが定まらないのだと思います。
つまり、自社の良い部分をしっかりと理解することが、
マーケティング活動を行う上での第一歩なのかなと、 考えます。
もしマーケティング活動に力を入れたいと考えている方がいらっしゃいましたら、
まず、この部分から始めてみてはいかかでしょうか?
さて、今回のテーマはいかがでしたか?
今年の5月より新メルマガ(ブログ)に移行して早7ヶ月です。
2017年ラストのこのトコログを含め、
今年だけで「32」ものブログが発行されました。
手前味噌ではありますが、どれも非常に読み応えのある内容となっています。
ご興味をお持ちいただけましたら、
年末年始のお休み中にでも覗いてみていただけたら幸いです。
では皆さまお体にお気をつけて、年末年始をお楽しみください。
「よいお年を!!」