社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.6 『【風通しの良い風土づくり】のために Vol.3』
- 2017/12/06
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実践トコログ社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術
さてさて、「風通しの良い風土づくり」の3回目ですが、、、その前に。
先日、 2泊5日?という日程で、タイの日系企業訪問ツアーに参加してきました。
2泊5日って、不思議な日程ですよね。
なんと、往復が夜行便。行きが羽田0時20分発。帰りがバンコックを23時30発。
すごい強行軍のツアー。ですから、今週は少々疲れ気味の櫻井です(笑)
では、本論に入ります。
前回お話しした【拓未会】は、自分で云うのもなんですが、とても良い組織です。
でもですね、拓未会の活動テーマは
『風通しの良い組織風土づくり』=『皆が好きと思える会社づくり』と、
一義的には、売り上げとか、コストとか、生産性とか、事業活動に拘わらない事ばかりです。
こんなの、中小のオーナー企業でなければ許されない活動かもしれません。
だからこそ、会に選ばれたメンバーは『自分事』として、
一生懸命になれるのかな?とも思います。
とにかく、拓未会メンバーはこの活動を通じて、皆著しく成長し、
メンバー間の横のつながりが非常に強くなり、
それがトーコン社内風土をより良い物にしていると思っています。
拓未会のことなら、2日でも3日でも語り続けられますよ。
なにせ14年間も続いている活動ですから(笑)
さて、今回は『さん付け呼称』と、『上下逆転の組織図』についてお話したいと思います。
まず『さん付け呼称』について。
文字通り、「社内では役職名ではなく“さん”付で呼び合う」事です。
既に取り入れている企業も多いことと思います。
導入直後こそ、社内に戸惑いはあったものの、現在はすっかり定着し、
社内いたる所で「○○さ~ん!」という声が聞こえてきます。
次に、 『上下逆転の組織図』について。
これは一般的に見られる『社長』が一番上にあり、
以下役員、部長、課長・・・と下へ続く形式ではなく、
「社長を一番下」に置き、一番上に「社歴の若い派遣社員」が来るという逆三角形の組織図です。
この両方とも、
『トーコンに所属する人は、皆同じ目的に向かう仲間である』
『役職は役割であって、人としての偉さ度合いではない』
『役職が重い人は、より多くの人を支える責任がある』
との、私の思いを具現化したものです。
この考え方は、トーコン社員の大多数から支持されていると思っています。
特に役職者において、役職を権威と捉える人は皆無です。(・・皆無 に近いハズです)
社内で、○○部長とか、○○課長という言葉は、まず聞きません。
今春の新入社員も、直属の上司に「○○さん!」と呼びかけています。
これらの施策も、風通しの良い組織風土づくりに一役買っていると、私は思っています。
もっとも、何故か、私の事は皆、『社長!!』と呼んでいますが(笑)