良い組織風土が会社を変える!トーコンの風土醸成術 Vol.5
- 2017/11/08
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実践トコログ良い組織風土が会社を変える!トーコンの風土醸成術
皆さん、こんにちは。
今回メルマガを担当する、総合サポート課の古川です。
気付けば、今年も残すところあと2ヶ月。
年を取るほど一年が短く感じるといいますが、
本当に、今年は駆け足で過ぎている様に感じられます。
さて、前回のメルマガでは、
「ありがとうカード」を導入したお話を致しました。
今回は、導入後の課内の様子についてお話させていただきます。
導入の目的は、
「一人ひとりが互いに存在を認め合い、
思いやりのある言動をしてくれた人に対し職場の仲間達から目で見て分かる形で
感謝の気持ちを表してもらう 」ということにありました。
およそ、8か月間の活動を終えましたが、
課内では、導入した事による劇的な変化は見られませでした。
(だからと言って、雰囲気が悪いというわけではありません)
しかし、導入当初はとくに会話の中に
「今の事、ありがとうカードに書けるんじゃないの?」とか、
「こんな内容でも構わないのかな?」とか、「こうしてみたらどう?」などと、
ありがとうカードが話題になることが多々あり、
話題を共有する事で、場が和んだ気がします。
また、ありがとうカードを貼り出している掲示板前では、課内の人に限らず、
来社した方が立ち止まって見てくださったりと、
その内容が話題となっている光景を目にし、
ちょっとだけうれしい気持ちになりました。
さらに、事業所の枠を超えたやりとりも活発に行われるようになりました。
各事業所が離れている為、名前と顔が一致しない方も多いですが、
渡されたカードを閲覧し、こんなことがあったのかと、
他の社員を知ることができるのも楽しみの一つとなりました。
これらの状況を振り返ってみると、
上記の目的に少し近づいているのではないかと実感します。
一方で、導入当初との提出率の変化や、アンケートの結果を踏まえた課題もあります。
これまで、新たな取り組みを始めるという経験が殆どなかったため、
運用にあたっての話し合いでは、
「掲示することに抵抗がある人もいるではないか」、
「もらえない人がいたらどうするのか」とか、
「直接渡すのはちょっと・・・」
など、様々な意見がありました。
最初は、考えすぎじゃないかなとも思った部分もあったのですが、
周りから色んな意見や指導を頂き、物事を進めるにはいろんな可能性を考えること、
順序立てて行う事が大切だと学びました。
また、ちょっとした事にも当たり前と思わずに、
感謝する気持ちを持つことが大切ということも再確認しました。
皆さんも、日々の忙しさの中で、少しだけ心のゆとりをもって、
周りに目をむけてみると、また違う光景がみえるかもしれません。
以上、お読みいただきありがとうございました。
あとがき 筆者:総合サポート課 小黒
下の写真が現在使用中の「ありがとうカード」です。
実際に私も書くことや貰う事が多いのですが、
改めて「ありがとう」という気持ちを、
このように形となってカードを頂くと、とても嬉しく感じます。
ぜひ、皆さまご参考にしてみてはいかかでしょうか?