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社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.4 『【風通しの良い風土づくり】のために Vol.1』

前回、私が経営者として最も力を入れているのは、
『風通しの良い風土づくり』と書きました。

今回は、風通しの良い風土を創るために、何をやってきたのか?
を思いつくままにお話ししてみたいと思います。 

エッ、何故思いつくまま なのか、ですって?

それは、私自身、決して理論立てて行ったわけではなく、
ただその時々、『アッ、こんなのどうだろう?』『こうしてみたら良いかも!』と、
思いつくままに行った結果が、
今のトーコンの風土になったものですから・・・結構いいかげんなんです()

さて、では何をやって来たか、順不同ですが並べてみますね。

  1. 拓未会(たくみかい)
  2. 現場の巡回と声掛け
  3. 『さん』付け呼称
  4. 身内を経理担当者にしない
  5. 公私を分ける
  6. 社員に公平だと思ってもらえる人事
  7. 社員を自宅に招いてのバーベキュー
  8. 経営数値の公開
  9. 上下逆転の組織図
  10. 年2回の個人面談

まあ、こうやって並べてみると、特別な事ってあまりないですよね?

 

先ずこの中で、良い風土づくりの『基本』と思われる項目は、4と5かな。

身内を経理担当者にしない』と『公私を分ける』ですが、
これが出来ていないと言うか、目に余る状態の中小企業が多いと聞きます。

例えば、奥さんが経理担当で、晩御飯の買い物へ行くのに、
会社の手提げ金庫からお金を持っていくなんていう話も良く耳にします。

確かに中小企業の経営って、経営者個人と会社は同一と見られます。
そのことが良く分かるのは会社が借り入れをする時です。
なにせ、会社の借金に社長が個人保証するのですから。

ですからどうしても中小企業の社長って、
会社のお金と個人のお金の境界線があやふやになりがちなんでしょうね。
ましてや、経理担当者が奥さんを始めとする身内であれば、
他人の眼が無い分、尚更かもしれません。

 

個人的には、
会社のお金に関する部分をきれいにしておかないと、
社員の方々から本質的な部分で信頼を得られないのでは?
と思っています。

根っこの部分で『信頼』を得られていなければ、経営者が何を言っても、やっても、
それに対し心からの賛同は得られないんじゃないかな!?私はそう考えます。 

その他の項目については、また次回以降でお話ししたいと思います。

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