社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術 Vol.2『良い風土づくりは役職者選びから』
- 2017/07/12
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実践トコログ社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術
さてさて、弱っています。いよいよ第2回目。
この日が来ない事をひたすら祈っていたのですが・・・。
はい、覚悟を決めて原稿に向き合います。
とは言ったものの、何をお話ししましょうか?
「社員満足を高め組織を動かす!社員を成長させる経営術」
・・・ほんと、そんな経営術があるのなら、私が教わりたい・・・(笑)
【6月に合同説明会に参加し、来場した学生へ説明を行う櫻井社長】
前回も書きましたが、いろいろな方から『トーコンの社員さんは皆前向きですね』とか、
『皆さん意欲的ですよね』とか言われます。何故なのでしょう?
現在、当社を実務上牽引しているのは部・課長達。
彼・彼女達は勤続15年~25年、年齢も40代となっています。
新卒も居ますし、中途採用の人も居ます。そして大卒も居れば、専門学校、高卒の人も居ます。
私、学歴とか、入社経緯とか、あまりこだわらないんですよ。
もっと言えば、男女も、国籍もこだわりません。
ですから、この4月に課長になったのは、
男性ではありますが、中国籍のモンゴル人。それも入社丸8年で。
ちょっと話がそれました。
私が幹部に登用する時に重視しているのは、『人柄』。
もちろん中小のオーナー企業ですから、私との相性も有りますが、
それも出来るだけ気にしないようにしています。
私が気にするのは、その人の部下・同僚、そして上司からの評価(評判かな?)。
社会人は会社で非常に長い時間を過ごします。
そうすると、個人の考え方、性格、それらに基づく行動って、どうしても地が出ますよね。
私は周りの人たちが見る、その『地』の部分を大切にしています。
ある時ですが、講演会で講師の方がおっしゃっていた言葉にすごく共感しました。
それは、人に人柄が有るように、会社にも人柄が有る。
目指すは『人柄の良い会社』だと。
正にその通りだと思います。
当社は事業所の独立性が非常に高い運営を行っています。
ですから、それぞれに人柄ならぬ事業所柄が有ります。
それを決定づけるのは所長の人柄。
まあ所長としての能力が完璧かと問われれば、胸を張って『ハイ!』とは言いません。
しかし、人としてどうか?と問われれば、『良いやつです!』と自信を持って答えられます。
社員は、所属する事業所の所長から受ける影響が非常に大きいと、私は考えます。
ですから、所長の条件の第一は、人として後ろ指を指されない言動が取れる人。
私が思う所長として一番大切な要件は『誠実な人柄』です。
誠実な人柄を持つ所長に率いられる事業所では、社員は安心して働く事が出来ますよね。
そして事業所内の風通しが良くなり、お互いに助け合う風土が生まれる。
その結果、仲間を好きになり、自分の職場を好きになっていく。
そんな会社になりつつあるから、そこで働く社員に対してお褒めの言葉が頂けるのかな?
ところで、これを読んでいるトーコンの所長さん。
あなたの部下が『社長、なーんも分かってないじゃん!』って、言っていませんよね!?
職場が良くも悪くなるのも、あなた方の人間力ですよ。頼みますよ!!(笑)