現場主導型な職場へ! 現場を動かすコツ Vol.2 【フォークリフト安全作業】
- 2017/06/27
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実践トコログ現場主導型な職場へ!現場を動かすコツ
皆さんこんにちは、川崎事業所のバトと申します。
工場内の物流業務では、安全作業が最も重要になります。
現場で働く方々の身の安全が最優先であり、
また、扱っているお客様の商品、材料、設備などを
破損させることなく安全に届けるのが私たちの使命です。
そのために、トーコン内では日々安全作業への取り組みを進めております。
今回は、弊社の物流請負現場での安全作業の取り組みの一部を
紹介させていただきます。
トーコンの物流現場では、フォークリフトなどの荷役車両を
使用した運搬作業が多くあります。
また、扱う商品・材料などの種類、形状が多様なため、
倒れやすいモノや荷崩れやすいモノが多く、
狭い場所での作業もたくさんあります。
どんな条件の中でも、どんな環境の中でも、いかに
安全作業ができるかが私たち構内物流請負プロの仕事です。
今回ご紹介するのは、フォークリフト安全作業への取り組みです。
●作業者へ導入教育
弊社でフォークリフトの安全作業への取り組みとして、
まずは作業者への導入教育です。
まずは作業者への導入教育です。
フォークリフト運転者には安全作業手順書をもとに、
導入教育を行っております。
職場ごとの安全作業のルールを定め、作業する前に
安全作業の基準を身に付けてもらうようにしています。
また、危険予知の訓練も行っております。
日常的には発生しない危険リスクも想定して、
作業者がモノを動かす前に危険を予知できるように
普段から訓練を行っております。
危険予知訓練用の資料を使い、作業者にどんな危険が潜んでいるか、
危険の要因は何か、危険を回避するためにどんな対策が必要かを
考えてもらった上、必要な指導・教育を行っております。
そして、危険予知訓練を定期的に行うことにより、
そして、危険予知訓練を定期的に行うことにより、
作業者は常に危険を見極める力を身に付けることになります。
●外部講師による安全作業講習
年1回外部の外部の講師を招いて、
管理者を含む全フォークリフト担当社員へ安全運転講習を実施しております。
フォークリフト事故発生時の重大性について実例を挙げて説明し、
フォークリフトの基本動作の再教育を行います。
慣れればなれるほど行わなくなりやすい基本動作を振り返った上で、
一人一人に実技の試験を行います。
これを通して、作業者一人一人の安全意識を高め、
これを通して、作業者一人一人の安全意識を高め、
普段の作業状況が安全作業であるかを再度確認することにしています。
●フォークリフト安全巡視
日常の業務で、フォークリフトの安全作業ができているかを、
月1回点検を行っております。
安全講習や教育時はきちんとできていた安全作業が日々の業務では、
基本動作の省略などがあり、安全作業が守られなくなる場合があります。
これに対して、実際に安全作業ができているかを定期的に点検を行い、
必要な部分の指導をその場で行っております。
業務が忙しい時は、作業者に焦りが生じることもあります。
どんな状況でも焦ることなく、冷静で安全作業ができるように
定期的に教育・訓練を行っております。
フォークリフト作業では、日々危険と隣り合わせしています。
作業者の油断一つが重大な事故災害につながる可能性があります。
そのために、安全作業への教育、管理、改善は毎日継続して行わなければなりません。
私たちは、働く仲間の安全で安心できる職場をつくるため、
お客様の商品を傷一つなくお届けするために、
今後も安全作業への取り組みを続けてまいります。