自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成 Vol.1『始まりはいつも”人”』
- 2017/05/31
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実践トコログ自立型人材が職場を変える!若手が育つ人材育成
皆さん、初めまして、こんにちは!
中津川久美子です。
さて、まず簡単に自己紹介させていただきます。
私は新卒でトーコンに入社以来、総務・人事畑を粛々と(時に暴れながら)歩んでまいりました。
経過年数、実に20年超!
今ではおつぼ・・・ではなく、「ベテラン」と呼ばれる立場です。
近頃のトーコンは、やれ「人財育成企業」だ、「幸せづくり」だと、社員に寄り沿った施策を
会社の大きな軸として行っています。
そして、その取組みが評価されて、昨年、経済産業省「はばたく中小企業300社」人材育成部門で表彰していただいたりもしたのですが、、、。
私が入社した当時は、残念ながら現在のような風通しの良い社風ではありませんでした。
そのあまりの居心地の悪さに、一体何度「辞めてやるっ!」と思った事か、、、。
そんな"やさぐれ"社員だった私が、なぜ今もトーコンで働いているのか?
トーコンは一体どのようにして、現在の「人財育成企業」の礎を作り上げたのか?
そんなお話を、これから5週間に一度、皆様にお届けしたいと思っております。
題して『人財育成は一日にしてならず』!です!
Vol.1『始まりはいつも"人"』
2010年秋。中堅社員・なかつがわは悩んでいました。
前年度から始めた新卒採用で、「いったい、うちの会社の何を学生にアピールしたら良いのか?」
悩んでも悩んでも、コレだ!と思う答えを見つけられなかったのです。
学生さんのココロに響く事ってなんだろう?
そもそもうちの会社の「売り」ってなんだろう??
当社は現場主体の物流サービス企業です。
故に、作業着で行う仕事をしている社員が圧倒的に多い会社です。
正直な所、ビシッとスーツを着こなす社会人生活を夢見ている学生さんに、「響く」要素など何もなかったのです。
・・・・・失敬。言葉が過ぎました。「響く」要素など"あまり"なかったのです。
でも、トーコンの仕事に魅力を感じてもらいたい!
「やるぞ!」と思ってもらいたい!
それにはどうしたらいい!???
んっ?ところでそもそも、既存の社員の皆さんは、自分たちの会社の事をどう思っているんだ?
胸を張って「会社が好きです!」って言える人って、どれくらいいるの???
うーん。どうなんだー。
そんな悶々とした日々を過ごしていたある時、思いがけず櫻井社長より声が掛かりました。
「人財育成について考えるプロジェクトを始めないか?」
渡りに船?棚からぼた餅??濡れ手に粟???
えぇい、もうなんでもいい!とにかく「やった!!」そんな気持ちでいっぱいでした。
二つ返事で参加表明した私は、「よしっ。これで何か動き出すぞ!」と、もう半分結果が出たくらいにさえ思っていたのでした。
トーコン「人財育成」街道は、この先いばらの道がひたすら続くことになるとも知らず、、、。
嗚呼、この時の浮かれた自分に教えてあげたい。
「靴をしっかり履きなさい。さもなければ、いばらの棘がささるわよ。」と。
かくしていばらの道に挑むべく立ち上がった『人財化委員会』。
私達がどのようにして、棘を踏みつけ、道を切り開いてきたのかは、次号以降のお楽しみに、、、。
次回は、Vol.2『幸せってなんだっけ?』です。
どうぞ、お楽しみに!